2005年09月24日

満州国は日本の植民地ではなかった

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満州国は日本の植民地ではなかった
黄 文雄 著


図書館にあった新刊です。
予約している本がなかなか届かず、その間を埋めるつもりで読み始めました。
どうやら一番最初に借りた人みたい(*´∀`)

まぁ内容はタイトル通りです。
・満州は日本の支援によって独立するまでほとんど無法地帯であったこと。
・日本の敗戦まで満州が中国の一部だったことは歴史上一度もないこと。
 (中国の歴史観の歪曲)
・台湾や朝鮮半島同様、日本の支援によって近代化し、安全な地になったこと。
などなど。

私はもう6年以上前ですが、中国に行ったことがあります。
大学で第二外国語として中国語を習っていたので、せっかくだし行ってみようかと思いました。
北京・西安・上海を2週間かけてめぐりましたがその時に日中戦争のきっかけとなった盧溝橋に足を運び、隣にあった抗日記念館にも行きました。
盧溝橋は北京の中心地からタクシーでも20分程度しか離れていませんが、とても古びたというか、本当に田舎でした。
そんなところをなぜ日本人の観光客が歩いているんだって感じで見られていたような気がします。
「意外と観光客のこないところなんだなぁ〜」と思いながら歩いて、記念館に入りました。
印象深かったことは北京の観光地、紫禁城などは全て中国語と英語で説明文が書かれているのに対し、抗日記念館は中国語と日本語(英語もあったかな?)で説明があったことでした。
また「満州国」という表記はなく、全て「偽満州国」でした。
当時はネットもしていなかったし、中国の歴史教育がいかに歪んでいるかも知らなかったし、単純に日本は中国に侵略戦争をしかけたと思っていたので
申し訳ないなぁという気持ちで出てきたことを覚えています。

ただ今思うのは、戦争を否定すること、これは人として当然のことです。
今日本が戦争を起こそうとしたら私を含め日本人のほとんどは反対するでしょう。
戦争で人は幸せにはなれないと思うし、憎しみしか生まない。
それはわかります。
でもそれと歴史認識は違うと思うのです。

私たちはなぜ日本が戦争に踏み切ったのかを知りません。
日清戦争が起きて、第一次世界大戦が起きて、日露戦争があって・・・。
原爆を落とされて、負けた。
この流れしか知りません。
その事実だけをもって「戦争反対」って言うのは簡単です。
でもそんなことは小学生でもわかること。
私たちにはもっと知らなくてはならないことがあると思うんです。

安易に「戦争をした人は悪い人」って考えるのは簡単だけど
今と60年前、100年前は状況が違います。
それは極端な話、縄文時代の人になんで電気を使わないの?っていうのと同じだと思います。
たとえ同じ近現代であっても、100年前の日本と日本をとりまく国々の状況は今と全く違います。
私たちは戦争に負けたから彼らを犯罪者扱いするのではなく
当時の日本が何を考えていたのか、何を目的としていたのかを知る必要があると思うのです。
それを少しずつ知っていっているいま、果たして彼らだけが責められるものなのだろうかと疑問に思っています。

中国や韓国の新聞なんかを見ているとやたらと「妄言」という言葉が使われています。
自国の歴史観にあわないものは全て妄言。
おそらくこの本も彼らにしてみれば妄言以外のなにものでもないでしょう。
他国の人間が勝手に、自分の国の都合のいいように歴史を歪曲するのは勝手です。
でも自国の人間がそれを鵜呑みにしてはいけないと思う。
自国民こそ、他国の人がなんと言おうときちんと自国の歴史をとらえ
日本がどんなに素晴らしい国であったか、あるいはどんな過ちを犯したのか
それをしっかり知る必要があると思うのです。
もちろんお隣の国のように自国のすばらしさにおぼれるがゆえ、客観的に歴史を見ることができなくなるのは困るけど。

少し前に「日本の歴史」という番組がありましたが、あれを見ていても思ったけど日本人ってすごいと思うんですよ。
「いいとこ取りが上手い」なと。
例えば、有名な織田信長の足軽鉄砲隊にしても、他のものが自分よりいいものを持っていたらそれを積極的に取り入れ、改良し、自分のものにしてしまう。
幕末の長州藩や薩摩藩にしても、そういう能力が抜群にあると思う。
だからこそ明治以後の急速な近代化ができたんだと思う。
外国・列強イコール悪いものではなく、相手のいいところはどんどん盗む。
それを自分のものにして発展させていく。
この能力が高いからこそ、日本のような有効な資源もろくにない島国がここまで発展したんだと思う。

近現代の歴史に限らず、歴史を知ると知れば知るほど日本人ってすごいなぁと思うんです。
それこそが歴史を勉強する本当の意義だと思うし。
こういうことを学校で学べたらいいのにねぇ。

過去の戦争の理由を私はさまざまな本で今探っています。
まだまだ理解しきれていません。
こうやって過去の過ちに理由を探すことは、言い訳することは軍国主義に繋がるのでしょうか?
過去の戦争を認めることは、未来の戦争を連れてくることになる?
私はそうは思いません。

何度も言いますが今と100年前は全く状況が違います。
少し前に読んだ「東京裁判〜もう一つのニュルンベルク〜」という本にこんな説明がありました。
当時、戦争そのものは違法ではありませんでした。
敗戦後に作られた極東国際軍事裁判所条例(極東国際軍事裁判所憲章)によって彼らは裁かれることになります。
要するに事後法、後に出来た法律でその法律前に起こったことを裁いたのです。

東京裁判(極東軍事裁判)の位置づけはこうでした。
たとえ人を殺してはならないという法律がなくても、人は倫理上人を殺すことは悪いことだと知っている。
だから人を殺すことを禁止する法律が出来る前に起こったこともその法律で裁くことができる。
逆に10時以降外出してはならないという法律があったとする。
果たしてその法律が出来る前、10時以降に外出していた人はそれを悪いことだと思っていただろうか。
当然、思っていないのでこの法律が出来る前のことを裁くことはできない、と。
要するに東京裁判にかけられた人は前者で、悪いことと知っててやったのだから
法律があろうとなかろうと罪は罪という考えでもって裁かれたのです。

このこと一つをとっても今と当時の状況が全く違うことが伺えます。
私たちはもっと過去のことを知った上で、それを知って初めて
真の「戦争反対」が言えるような気がするのです。
posted by ひとみ at 14:41| Comment(7) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

落日燃ゆ

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落日燃ゆ
城山 三郎 著


友達に勧められて読んだ本。
この本は戦後の東京裁判によって絞首刑となったA級戦犯の1人、広田弘毅について書かれた本である。
A級戦犯の中で絞首刑になった人は7人いる。

土肥原賢二 (陸軍大将)
板垣征四郎 (陸軍大将)
木村兵太郎 (陸軍大将)
松井石根  (陸軍大将)
武藤章   (陸軍大将)
東条英機  (陸軍大将・陸相・首相)
広田弘毅  (外相・首相)

7人中6人が軍人、広田弘毅1人が文官であった。

彼は決して戦争をやろうと躍起になっていたわけではなく、むしろ逆である。
満州や(今の)中国国内で次々に起こる、陸軍(特に関東軍)の暴走を外交の手でなんとか止めようと奔走した。
できるかぎり中国ともソ連とも友好的に解決することを目的とし、地道に信頼関係を築こうとしていたのである。
しかし軍隊は当時の憲法により統帥権を持っていたため、政府から独立していた。
広田は政府の力で軍隊を沈めようとしたが、状況は逆であり、軍隊の力が政府に及ぶようになってしまった。

結果、敗戦。

その後の東京裁判において、多くの裁判官や検事はこの事実を認めなかった。
政府優位のアメリカにとっては、軍隊が暴走することなど考えられなかったのだ。
ゆえに軍人以外から戦争をけしかけたとする人間が欲しかった。
その格好の相手が広田弘毅だった。
広田は自分の信条からそれを受け入れようとする。

この東京裁判にはさまざまな問題があった。
まず、資料を全て日本語から英語に翻訳しなくてはならず時間がかかったこと。
特に弁護側はひどい人員不足であった。
証人が中国人になるとさらに話は複雑にならざるを得ない。
しかも欧米は日本よりもドイツに気をとられていた為、日本の当時の状況を理解している人はほとんどいなかった。
その上、戦勝国はこの裁判の判決を急いだ。
ゆえに多くの弁護側の書類や訴えは却下され、検事の提出する証拠ばかりが受理された。

広田は暴走する軍隊の行動を糾弾せず、何の処置もとらなかった。
また広田がおこなった協和外交は欺瞞外交であったと検事側は決めつけた。

そして7人の絞首刑が決まる。
11人の判事が6人の軍人を7対4で死刑とした。
しかし唯一の文官である広田は6対5とわずか1票差であった。

この裁判の時からインドのパル判事はこの裁判そのものを批判しているし
のちにこの裁判を進めたマッカーサーですら、東京裁判は誤りだったと証言している。

当時、主権を持っていなかった日本が東京裁判を批判することなどできなかった。
しかしここ最近になって東京裁判についての討論が多く聞かれるようになった。
(「たかじんのそこまで言って委員会」でも「東京裁判は正当か?不当か?」を取り上げたことがある。
詳しい内容はこちらを参考に)

私は今更裁判をやりなおせとか、どこぞの国のように謝罪しろとかそんなことは毛頭思わないが、多くの日本人がまず東京裁判がどういったもので、どこに問題があったのか、何を目的としていたかをきちんと理解することが必要だと思う。
また靖国問題に関しても安易に「A級戦犯がいるから」という理由を言い続けるのではなく、A級戦犯となり絞首刑となった7人はどういう人間なのか。
彼らの何が罪に値するのか。なぜ彼らは死刑になったのか。
このことを知るべきだと。
少なくとも「東京裁判で裁かれた犯罪者だから」という理由はあまりに無知だとこの本を読んで思った。

彼のように「自ら計らわず」の精神が良いのか悪いのか、私にはよくわからない。
しかしこういう生き方をした人がいたこと、日本を救おうとした人がいたことを忘れてはいけないと思った。
posted by ひとみ at 14:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

選挙いろいろ

ブログの更新が遅くてすんません。。。


自民党が圧勝で終わりましたね。
まぁ自民が勝つだろうということはわかっていたけど
さすがにここまで差が開くとは・・・。

要因はいろいろあると思います。

・小泉さんの言ってることがわかりやすかった。
 (イマイチ郵政民営化がいいことなのかわからんけど何かやってくれそうな気がする)
・強いリーダーシップがあるように感じた。
 (今までの政治家より希望が持てそうだった)

そんな感じで投票した人って多いと思うんですが、最大の要因は

・対抗馬がいなかった。

に尽きる気がします。

結局「自民がいい!」「絶対自民!」って決めた人よりも
消去法で考えて「他の政党が消えちゃって自民」って人多いと思うな。

多分これだけ圧勝したことを一番怖いと思っているのは自民党じゃないかと思う。
今の選挙では人の心を読めた人が圧倒的に勝利する。
つまりもっと強い対抗馬が出てきたり、自民自身が自爆するようなことがあれば一気にこの波は引いていく。

いろいろ噂になっている(笑)TBSのメールテロップの偏りの件は
(しらない方はこちらのまとめサイトがわかりやすいです)
私も見ていておかしいなぁというか筑紫&久米コンビらしいなぁと思って(←最初から意図的に選んでると疑っていた・笑)見てましたが、批判の一つは「自民=増税」。
私は民主だったら増税にならないのか?ってそっちに結構疑問なんですが
結局選挙前もあれだけ増税増税、自民が勝ったら増税って脅してきた媒体(笑)は結構あったと思うんです。
それでも自民を選んだ。

多少の痛みよりも国が変わることを望んだということでしょうか?

選挙は未来への期待。
これからはその期待が実行されるかどうかきちんと見て行かなくてはいけませんね。

民主党の次の代表は誰でしょう?
昔の人に頼らず、新しい風を入れた方がいいと思うけどなかなかいないんですかね〜。
さらにポスト小泉は誰?
まだまだ興味は尽きませんね。

とりあえず岡田さんの目つきが怖かったので当分見なくていいのかと思うとほっとします(笑)
posted by ひとみ at 16:46| Comment(2) | TrackBack(3) | 総選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

親日派のための弁明 その2

まずは「親日派のための弁明」を先に読んでください。

先の記事ではおおまかな併合への流れを書きましたが
その2では実際に本を読んで興味を持った部分について話したいと思います。

【1】台湾と韓国を比較する

台湾と韓国の境遇は実に似ている。
日清戦争後、日本は台湾を統治下する。
日露戦争後、日本は韓国(朝鮮半島)を統治下する。
両国とも以前は中国の統治下にあった。
が、今現在の両国(台湾は国って言っていいのか?中国サマに怒られそうですが・笑)の日本への対応は大きく違っている。
韓国では反日教育が徹底されているのに対し、台湾は親日派が多いところとして知られている。

統治下において、日本が韓国と台湾への対応が違っていたのか?
その差はほとんどないように思われる。

まず日本が最初に統治下においたのが台湾だった。
しかし当時の台湾と日本の文化や生活の程度は全く違っていたし
高温多湿の気候であった上、衛生環境が劣悪だった為、さまざまな病気が蔓延していた。
最初の数年、日本は台湾に手をかけようとはしなかった。
理由は簡単で、近代化された日本とまだまだ発展途上の台湾がひとつの国になるためには、日本は多額の投資をしなくてはならなかったからだ。
しかし日本は後藤新平の手によって台湾の近代化の基礎を築いた。
その後日本は戦争に敗れ、台湾を手放したが
日本が台湾に残したこれらの基礎がその後の台湾の成長に大いに貢献している事は
今の台湾の発展状況を見る限り間違いないものと思われる。

これは韓国も全く同じ事が言える。
台湾の人々は今の台湾があるのは日本の統治を受けたことが最大の理由であるとして
(若い人たちがそこまで知っているかはわからないが)
日本に対して好意的で、多くの産業においても日本とは強い結びつきを持っている。
一方、同じように貧しい農業国から工業国への発展した韓国は
これらの事実を一切認めず、敵対した態度を崩していない。
彼らはまず日本統治下になる前に朝鮮は清国の属国であったことすら認めていない。
併合下において日本が朝鮮近代化に大きく貢献したことを
多少認めている人がいても「それは日本に頼らなくてもできた」という。
しかし当時の状況を考えれば、朝鮮が一つの独立国家として維持していくことはまず無理で、日本以外の中国やロシアの手に渡っていたら、果たして同じような状況になっていただろうか?

韓国はやたらと「植民地時代」という言葉を使うが
日本の統治と欧米のアジア諸国に対する植民地は根本的に全く違う。
植民地されたアジアの国々は力を持つことを許されなかった。
常に欧米が上でアジアが下という上下関係がはっきりとしていた。
しかし日本の統治は違う。
朝鮮人も日本人も台湾人も同じ「日本人」であり同じ憲法のもと、同じように扱われた。
日本は台湾や朝鮮を「植民地」にしたかったのではなく同じ「日本」にしたかったのだ。
だからこそ朝鮮にも台湾にも莫大な金額を投資し、近代化させたのだ。

もちろん日本が朝鮮に手を出したのは大陸進出という大きな目標のためだった。
朝鮮の併合はその足がかりであった。
そのために、たいして日本と気候も変わらず、特別何かの資源があるわけでもない
朝鮮の為に大金をつぎ込んだのだ。
しかしここには相互に利益があったことは確実である。
日本は大陸進出の足がかりに、韓国は近代化し、豊かな生活を手に入れることができた。
当時の韓国の状況を韓国の人々はもっときちんと理解すべきなのは一目瞭然である。


【2】アメリカによる反日感情

今年の終戦記念日前後、やたらとテレビで目にしたのが「原爆は実験だった」という話。
(8月8日付「たかじんのそこまで言って委員会」参照)
そして日本の自虐的な歴史観はGHQによって始まったということ。
これに加えて思うのが韓国の反日感情も原点はアメリカが作り出したものではないかということ。

つまり、敗戦後日本同様韓国もアメリカの統治下にあり
アメリカは日本がまた以前のように強い国になることを恐れていた。
そのために日本自身に自虐的な歴史観を植え付け、たとえ強くなっても
原爆を落としたアメリカを恨まないように、反米感情を植え付けない教育を進め
隣の国にそれを監視させるべく、反日感情を植え付け
日本が何かやろうとするごとに日本叩きをさせる。
こういう教育にプラス朝鮮人の熱くなると相手の話も聞かずに
絶対に自分の非を認めない性格も相成って反日感情は成長(?)したのではないかと。

こう考えれば考えるほど、憎むべきはある意味アメリカの駒になっている韓国ではなく
アメリカそのものではないかと思うんだけど。
だからといって反米感情っていうのは生まれないし、今も昔もアメリカに対する感情は変わりません。

なんとなく反日感情も同じではないかと思うんですね。
韓国の歴史学者や、日本や海外にいる韓国人はやっぱり反日感情が政府によって意図的に作られているっていうのはなんとなくわかってると思うんです。
だからこそ日本人も反韓感情を教え込まされているんだろうと思っている韓国人も少なくない。
で、そういうところには疑問を持っていても、自分が習った歴史そのものは間違っていない気がする。
多少誇張があったかもしれないが、独島は韓国領土だし、日本は韓国にひどいことをしたと。
この不思議な矛盾。
疑問を感じても全てを疑うことはしない。
これを疑い出すと自分の今までの価値観が全部崩れるから。
だから気づいても気づかなかったように、見て見ぬふりをしている人。
あるいは言論の自由がないので思っていても、違うんだってわかっていても他人には言えない人。
そういう韓国人って多いんじゃないかなぁという気がします。
まぁ想像ですけど。
今更私がアメリカを恨めないのと一緒で、反日感情も簡単には捨てられない。
結局それくらい教育って人の根幹になる部分で、ある意味恐ろしいものだということなんでしょう。


【3】他国から見た日韓関係

まぁこういろいろ言っても韓国がいきなり日本に対して好意的になるとはまず考えられない。
では他の国々はどう考えているのか考えてみたい。

以前にも話したことがあるが、小泉さんの靖国神社の参拝を公式で反対しているのは中国と韓国だけである。
アメリカやインドネシア、マレーシアなどの国々は参拝を支持し
実際に要人が日本に来たときに靖国参拝をするのも少なくない。


またこの本曰く

2001年6月、アメリカの『タイム』誌はウェブサイトをとおして「日本は過去におこなった戦争にたいして謝罪しなければならないか」という内容のアンケート調査をしたことがある。世界の回答者のうちの60パーセント以上が、そんな必要はないという答えを選択した。これは日本による大東亜戦争が、ヨーロッパ・ファシズムがおこした戦争とは性格がちがうものだという認識が国際社会に広まっていることを物語っている。このアンケート調査では、韓国人が大々的に動員をかけて「YES」をクリックする運動を展開したが、韓国人の視点が国際的な感覚とどれほどかけ離れているかを端的に示す結果となった。


過去にアジア諸国を植民地化したことのある欧米が謝罪する必要はないと答えるのは、当たり前という感じもするが、当時欧米の植民地で辛い生活を送っていたアジアの国々ですら、靖国参拝に賛成したり、謝罪する必要はないと答えていることは非常に興味深い。

さらに著書の最後にはアメリカに留学している韓国人学生の話が紹介されている。
アメリカの先生に「韓国政府は歴史を誇張している」と言われ激怒した話や
アメリカの歴史教科書の韓国に対する記述に文句をつけている話である。

結局こうして韓国が世界から孤立していくことでしか、韓国の性質が変わることはないような気がする。
それは気の遠くなるくらい先に話かもしれないが。

今までいろんな反日の本を読んできたが、日本の中で起こる反日(メディア・教育・政治家)は日本人の手で変えていく必要があるが、韓国人の反日に対しては幼子を諭すような「ハイハイ」って感じでいればいいような気がしてきた。
意見を求められれば自分の思うとおりに話をするが、相手が騒いでるだけならほっとくっていうか(笑)


ところで話は一転。
私の住む市の図書館(いくつかあるがどの図書館の本も借りることができる)の検索を見ていると「嫌韓流」は未だにないのに「マンガ中国入門」はあった。
その差別の意味がわかんないけど(笑)とりあえず予約してみた。
「ゴーマニズム宣言靖国論」もずいぶん前に予約したけど未だに連絡なし。
どっちも手にするには時間がかかりそう。
それはそれでいいことなのかもしれませんね。
とりあえず次は広田弘毅に関する小説「落日燃ゆ」を読みます。
posted by ひとみ at 02:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

親日派のための弁明

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親日派のための弁明
金 完燮 著 訳・荒木 和博、荒木 信子


数年前にベストセラーになった本です。
タイトルだけは知ってました。

ところで最近彼がニュースになりました。

親日作家が敗訴 9600万ウォン賠償命令 (朝鮮日報)

コピペできないのでクリックしてみてネ。
9月2日の記事です。
う〜ん、これが言論の自由のない国ってことでしょうか。

この著書の一番最後の言葉にこうありました。

韓国人の他者にたいする態度は自己中心的でストレートである。一方、日本人は他人の気持ちにまず配慮し、相手の機嫌を損ねるようなら、自分の立場が正しくても引っこめて謝る傾向がある。このような日韓のちがいが、両国の歴史認識をめぐる論争でもそのままあらわれている。その結果、まちがいのはなはだしいほうが大声で自己主張しているという。おかしな日韓関係がつくられたのである。


なるほどなと思います。
以前、私が書いた記事のコメントにも謝罪をすればするほど日韓関係は悪化していくと書かれた方がいましたが、それに通じるところがあると思いました。

藤尾氏の発言中にある「日本が韓国を善意で統治した」というのは事実である。だが、なぜ彼が日韓併合が「悪いこと」であったという前提で「よいこともした」式に論を展開したのか、私にはよくわからない。朝鮮人にとって、併合と総督府統治はおおむね広範囲な支持を受けたと考えられるからだ。


こう著者の言葉にあるように、日本の政治家がこの歴史を語るとき2つのタイプに分けられる。
1.朝鮮半島を植民地化したことを謝罪するという政治家
2.確かに悪いこともしたけれど、日韓併合は韓国にとっても良かった部分もあったという政治家
まずほとんどがこの2つのタイプだと思われる。
しかし著者は1の政治家は問題外としても、2の政治家にすら疑問を感じている。
それはつまり日韓両国が歴史で習うように「日韓併合は日本が無理矢理やったこと」という認識が違っているからである。

私自身、歴史は好きだけれどイマイチわかってないのでひとつひとつ紐解いていくことにする。
もし間違いがあればコメントで指摘してください。

日本は江戸時代の長い鎖国期間を経て、江戸末期のペリーの来航以来激動の時期を迎える。
最初は尊皇攘夷を主張するも、列強との力の違いを見せつけられ、開国。
その後、明治維新を経て、富国強兵のもと、一気に農業国から工業国へと変化を遂げる。
日本はほんの数年の間に近代化する。
が、日本のまわりのアジアの国々はほとんどが欧米の植民地であり
アジア最大だったはずの清国はイギリスに阿片戦争で負け、滅亡の危機。
その属国であった朝鮮も同じだった。
(独立国家だったのは日本とタイ(?)だけだった)
当時の朝鮮はいわゆる中世のようなもので、中央の一族が強い権限を持ち
地方の役職は金で買われ、農民などの庶民は高い税金で苦しい生活を強いられていた。
日本は大陸進出に向けて、朝鮮を日本の保護国にしようとする。
しかし日本はその強い中央政権をバックアップすることはなく庶民側についた。
日本は何度か援軍を送り、中央政権を倒す助けをしようとするが
中央政権はそのたびに清国やロシアに助けを求め、なかなか倒れなかった。
しかし、その後朝鮮で農民の反乱(甲午農民戦争)が起こると、中央は清国に援軍を求める。
先に結んだ天津条約(お互いに朝鮮に出兵するときは報告する)により日本も朝鮮に出兵。
そして日清戦争が起こる。

日本は日清戦争に勝利。
台湾や遼東半島を譲り受けるが、三国干渉により遼東半島は手放すことに。
(ここから日本の台湾統治が始まる)
その後ロシアと対立し、日露戦争が勃発。
これに勝利した日本は朝鮮の権利を正式に譲り受ける。
その後日韓議定書を締結し、韓国総督府を設置。

というのがおおまかな流れである。
(詳しくは日韓併合(wikipedia)が参考になります)

ここで重要なことは併合前の朝鮮は清国とロシアからも狙われていたということ。
清国・ロシア・日本という選択肢の中で朝鮮人の多くが日本になるのがいいと望んだこと。
これは一進会という朝鮮の政治結社が日韓併合を望んでいたということである。
この一進会というのは当時数十万人の会員数を誇っていた。
彼らの多くは農民であった。

つまり朝鮮の農民達はそれまでの苦しい生活を打破するためには
お隣の先進国(日本)の一部になることで近代化しようとしたのだ。
ちなみに韓国や北朝鮮の教科書にはこの一進会は全く習わないか
習っても「親日派のごく一部の組織」という程度である。

韓国で行われる日韓のサッカーの試合になると必ず「安重根」の旗が見られる。
彼は韓国総督府初代総監になった伊藤博文を暗殺したとして韓国では英雄として扱われているが現実は全く逆である。
伊藤博文は日韓併合に反対していた。
理由は朝鮮半島を日本のものにすることで国際的な批判をあびることと
先進国の日本と後進国の朝鮮が一つの国になるということは
日本は朝鮮半島に莫大な金額の投資をしなければならなかったからだ。
そんな彼が暗殺されたことで、日本では一気に日韓併合の支持が強まった。

併合後、日本は朝鮮半島を近代化するために莫大な資金を投じ
交通や教育・法といったあらゆる必要なものを作り、朝鮮半島は急激に近代化した。
それまで10%未満であった識字率も80%と一気に伸び
平均寿命も25歳から45歳へ、人口も2.5倍に増えた。

しかし日韓両国にとって最大の問題は日本が負けたことだ。
普通ならここで(敗戦後日本と韓国は切り離されたとはいえ)当時日本だったわけだから
同じ「敗戦国」になるはずが、韓国はこれまでの歴史をねじ曲げ
日韓併合は一方的にやられたものだとして、謝罪だの賠償だのを求め
それが戦後60年続いているというのが現状である。


と、ここまで日韓の歴史を見てきたらものすごく長くなったので(笑)
本題についてはまた次回更新します。
長い長い前置きで、今回の記事はおしまい。
posted by ひとみ at 13:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

要は選挙に行けってことで

我が家は今朝日新聞購読中。
最初の3〜4ヶ月はなんだそれとかつっこんでるのがおもしろかったけど
最近は飽きてほとんどテレビ欄と一面くらいしか見ない。
「声」(読者の投稿欄)も見るけど、かなりかなり作為的なものを感じるので
「こんなこと考えてる高校生って怖いよなぁ〜」とか思ってばっかり(笑)

そんな朝日の今日の一面がこれ↓でした。

自民優勢、過半数の勢い 与党安定多数も 本社情勢調査

まぁ最近やたらと自民よりなことを社説なんかでも書いてたし
おぉ素直に認めたのかと思ってたけど。
今日の「たかじんのそこまで言って委員会」で朝日の心理を知りました(笑)

今日の委員会はふたつのテーマに絞られてました。

・選挙と報道の関係
・星野さんはホントに巨人の監督になるのか

ちなみにこの番組は収録です。
確か金曜日くらいに収録しているはず。

司会のたかじんに「今回の選挙、どうなる?」と聞かれた宮崎哲弥さん。
「今日、今選挙をやれば自民圧勝、単独過半数」
「でもこれから1週間何があるかわからない」と勝谷さん。
「新聞はこれから一斉に『自民有利』と記事を書く。
それが一番自民党は嫌がっている」と宮崎さん。
つまり○○圧勝と言われると人間の心理として
勝ち馬に乗ろうとするタイプとこれでいいのか?と思うタイプに分かれる。
自民圧勝と言われると自民に入れようと思っていた人も
対抗勢力(民主)に入れたり、選挙そのものに行かなくなったりする。
そうすると結果はそうでもなくなる、と。
まぁそこまで考慮しても自公で過半数は絶対に行くと宮崎さんは言ってました。

「ってことは自民に勝って欲しくない新聞は自民圧勝って書くって事になる?」とたかじん。
「そうですね」と宮崎さん。
「ピー(放送禁止音)とか」とそこまで言わんでもって感じなたかじんに更に拍車をかけるように、勝谷さんが「記事の捏造・・・云々(聞き取れなかった)」と言ってたので放送禁止の意味なし!(笑)

この予言通り、今日の新聞で各紙でかでかと自民有利と。
一番圧勝っぽそうなタイトルはやっぱり朝日だった感じがします(笑)

「投票するときのその一瞬って自分が日本を変えるんだっていう気持ちになるよね」と田嶋さん。
橋下弁護士が言ってましたが、こういうちゃんとした選挙制度(独裁政治のような強制ではなく)がある国は世界の国の中の10%程度なんだそうで。
あとは軍隊が力を持って決めてたりする。
こうやって国民の意思で政治ができることを私たちは当たり前のようになっているけど、すごいことなんだって思わなくちゃいけないと。
ほんとその通りですね。

「清き一票」って言われると嘘くさいなって思うけど、やっぱり自分がもっている一票は大事な一票ですね。

ところで選挙特番って始まってすぐに出口調査の結果から、各テレビ局が予想議席を発表しますが最近はずいぶん実際の開票結果と違うことが多い。
理由は単純で、テレビ局のアンケートに警戒して嘘を言う人が多いからなんだそうな。
私はこれから選挙結果が始まろうとしているときに、もう結果がわかったようなあの予想が実につまらないと思っていたので、これからもみんなで惑わしてやろうぜ!って思うんですが<オィ
辛坊さんは正直に答えてくれって言ってました、そりゃそうか。


ちなみに後半の星野監督の話は、星野さんと仲良しのたかじんにナベツネと仲良しの三宅さん。
2人の言うことは妙に説得力がありましたとさ。
巨人ファンの私としては原さんがいいけどなぁ。
監督が違うとそんなに選手のモチベーションって変わるんでしょうか。
変わるから、監督変えるんだもんね。
プロでもそんなもんなのかとか思っちゃうんだけど。
とりあえずローズ以外の外国人選手と清原はいらないなぁ<超素人感覚
posted by ひとみ at 00:32| Comment(4) | TrackBack(2) | 総選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

新しい歴史教科書「つくる会」の主張

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新しい歴史教科書「つくる会」の主張
西尾 幹二 編


これは少し前にも採択問題で話題になっていた「つくる会」を立ち上げた西尾氏らの主張をまとめた本である。
ところでこの西尾さんという人は「国民の歴史」を書かれた方だったんですね。
発売当時すっごい話題になってましたよね。
めちゃくちゃ分厚かったんだけど父が読んでました。
多分まだ実家にあると思います。
父はおもしろかったって言ってたなぁそういえば。

で、この本はタイトル通りでつくる会の教科書が歴史を歪曲しているとか
日本の都合の悪いところを削除しているとか韓国が批判しているようなことは全くない
ということが書かれていて実際に教科書検定で修正をするように言われたところとか
韓国がどういった点を批判してきたのかということがまとめられています。
ただ今まで書いた文章をまとめただけって感じで「主張」というほどではないかなぁという感じ。
ほぼ半分が修正箇所や韓国の修正要求だったのであれ?もう終わり?って感じでした。

私は先の「教育が拓く未来」にも書いたとおり日本の歴史教育はちょっとおかしいと思っている。
たとえば国語は母国語の教養を深めるため、数学は論理的思考。
それぞれの教科にはそれを習う目的があると思う。
じゃあ歴史は何かって考えたら、今の教育はただ日本の今までを辿るって感じで
暗記の授業になっている。
ぶっちゃけ先生なんて必要なくて教科書丸暗記で点数をとる。
それだけの教科になっている。
でも本来はどういう風に今の日本ができあがったのかを知ることで
「日本人としての誇り」を持つことだと思う。
それは何度も言うように〜〜人と比べて日本人は優れているとかそういう相対的なものではなくて、これだけ素晴らしい国に生まれたんだという自負。

日本人って結構日本食が好きで日本の文化が好きな人が多いと思う。
海外から帰ってきたらまずおにぎりが食べたいって思うとか
オリンピックの柔道を見ているとなんか誇らしい気持ちになるとか
なんとなく京都の雰囲気が好きとか
そういうものすごく些細な、それでもって身近なことなんだけど
「日本から離れられないなぁ」って思う人多いと思うんだ。
でもそれなのにどうして「日本が好き」って言えないんだろう。
これだけ誇れる文化があって、それをなんとなくでもすごいなって思えてるのに
それなのになぜか日本人であることに誇りを持てていない。
どうしてそこが繋がらないんだろう。

それを変えるのは歴史教育だと思う。
扶桑社の歴史教科書の採択が決まる度に反対運動が起き、やいのやいのと騒動になる。
(ぶっちゃけ騒いでいるのは一部のプロ市民だと思うが)
私は早くもっと採択率があがるといいなぁと思うし
他の教科書の内容ももっと変わればいいなぁと思っている。

で、実際扶桑社(つくる会の教科書)と他の教科書の何が違うかというと
教科書というのはそもそも文部科学省の「学習指導要領」に則って作られる。
しかし実際の教科書はというと教科書を採択してもらわなくては儲からないわけで
教科書を採択するのは文科省ではなく、それぞれの採択区の教育委員会だ。
結局そこで権力を持っているのは何度も出てくる(笑)「日教組」であった。
だから実際の教科書は学習指導要領よりも日教組の考えに重点を置く。
だから自虐的であり、やたらと差別問題をとりあげる。
そこを切り離そうとし、学習指導要領に忠実な教科書を作ろうとしたのが「つくる会」である。


中学校学習指導要領(歴史的分野) 文部科学省のHPより

1 目 標
(1) 歴史的事象に対する関心を高め,我が国の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴史を背景に理解させ,それを通して我が国の文化と伝統の特色を広い視野に立って考えさせるとともに,我が国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てる。


きちんと指導要領には入ってるんですよね。
「愛情」という文字が。
これから歴史教育が変わっていくことを心から期待したい。
私はこれは他の教科で見られる学力低下と同じくらい重要な問題だと思っている。
多くの人にもそのことに気づいてもらいたい。
posted by ひとみ at 21:32| Comment(2) | TrackBack(3) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

教育が拓く未来

book8.jpg
教育が拓く未来―変わり始めた現場からの提言
櫻井 よしこ


「ゆとり教育」が欠陥だらけであったことはもはや誰もが知る現実である。
ゆとり教育というのは基本的に子供達が自ら調べるということが基盤にあった。
教え込む教育ではなく子供達が自ら興味を持ち調べていくというやり方だ。
確かに耳障りはいい。聞こえはいい。

ただ、「調べる」というのはいきなり何も知らない子供ができることではない。
何もない更地にいきなり水をかけても花は咲かない。
まず誰かが種を植えてあげないと花も咲かなければ、木も育たない。
この「種」こそが「教える」ということだと思う。

子供の世界は非常に狭い。
その狭い世界の中で調べさせたところで世界は広がらない。
まずこれだけ世界は広いんだということを教えてあげることが大事なのだ。

最近話題になっている「百ます計算」や斉藤孝先生の「声に出して読みたい日本語」など
こういったものは以前私たちがやってきたことだ。
ゆとり教育が排除したものをまた今取り戻す傾向に来ている。

この本の中にもあるが、大人がめんどくさいなぁと思っている
単調な計算問題を時間を区切ってやらせたりするようなことを子供は割と好きだったりする。
口ではいやだいやだといいながらも、いざ「はじめ!」といわれると必死になって計算する。
それが1秒でも早くなればなるほど自分の中でなにか自信につながっていくものなのだ。
「ゆとり教育」はあまりに現場を知らない大人達の幻想であった。

そんなわけで「ゆとり教育」という名の妄想は間違いなく変更されるべきことである。
それはさんざん「学力低下」が問題になっていたことでもわかる。

この「ゆとり教育」の問題は特に算数(数学)や理科・あるいは国語で習う漢字の数
地理の勉強の仕方(全都道府県ではなくいくつかピックアップした県だけを勉強するやりかた)などに焦点が当てられていた。

しかし著者は歴史の勉強の仕方にも注目している。
私も日本人の愛国心のなさというのは教育に問題があると思っていた。
歴史を教える過程の中で「これだけのことを自分たちの祖先はやってきたんだ」という認識が全くない。
ただ暗記するだけの授業になっている。

ただ私はこれと「ゆとり教育」とは関係がないと思っていたのだが
そもそも「ゆとり教育」の発端というのは戦後GHQの教えであった。
そしてそれをそのまま引き継いだのが紛れもない「日教組」である。
(「日教組」については7月19日付「いいかげんにしろ日教組」参照)
自虐的な反日歴史観を持つ日教組が愛国心を持つ子供を育てようとするはずがない。
そしてこの「ゆとり教育」を推奨してきたのも日教組なのである。

愛国教育というとお隣の中国やら韓国やらを安易に想像してしまうが
あのような「愛国無罪」の精神が愛国心ではない。
「ほらね、日本ってひどい国でしょう。それに比べて我が祖国はこんなにすばらしい」
と教えることが本当の愛国教育ではないと思う。
他の国の文化や歴史を認めつつ、祖国が歩んできた過ちも栄光も全てを受け入れて
それでも今の日本を作ってくれた過去の人々に感謝すること。
これが本当の愛国心だと思う。

日本人は坂本龍馬や新撰組が好きだと言う人が非常に多い。
私もその1人である。
なぜあの幕末という時代にみな魅せられるのか。
その大きな要因はあの時代、幕府の人間だけではなく小さな藩の農民でさえも
祖国のために命を捧げ、自分の信念の為に必死になって戦ったことに感動したからだと思う。
倒幕派・佐幕派どちらも自分の信念こそが日本を救うと考えていた。
そこに胸を打たれたからではないかと。
でも私はそういうことを考えていたのは何も幕末だけではないと思っている。
(一般の人たちまでがそう考えていたのは近現代あたりからだとは思うが)

もちろん当時「日本」という概念はなかったかもしれないが
聖徳太子にしろ、織田信長にしろ、もちろん東条英機にしろ
みな自分が思う「祖国」の為に何が出来るかということを考えていたんじゃないかと思う。
なのに私たちは聖徳太子=冠位十二階の制度・憲法の制定・法隆寺建立など
ただ人と言葉を繋ぐだけの作業しか歴史の授業の中で習っていない。
聖徳太子がやったそれらのことにどんな影響があったのかを全く知らない。
弥生時代=卑弥呼、平安時代=藤原家、戦国時代=織田信長・豊臣秀吉などなど
ただただ言葉・年号・人・事件を線で繋ぐだけの作業だった。
だから「歴史は好きだけど(暗記ばっかりだから)嫌い」という子供が増えてしまうのだと思う。

もっともっと教師・授業要領、ひいては文科省が子供に興味を持たせる授業のありかたを考えるべき時に来ているのだと思った。

そしてもう一つ、親と地域の協力も大事だ。
私が塾で働いていた頃、子供がどんな勉強を習っているか知らない親がたくさんいた。
中学生が多かったのだがほとんどの親は「中学生にもなると私がみてもわからないですから」と言う。
でも中学生は義務教育で間違いなく親たちも習ったことなのだ。
もちろん忘れていることもあるからいきなり中3の受験問題をやらせてもできないだろうけど、もっと一緒に勉強していく習慣が家にあれば親ももっともっと親身になって子供と勉強の話ができるだろうにと思った。
(まぁそんな子は塾には来ないと思うけど・笑)

私も1人の親として「ゆとり教育」という反面教師を参考に子供にとって
勉強って楽しいと思わせる期間を少しでも長く引き延ばせるように
やるべきことはたくさんあるなぁと思った。
posted by ひとみ at 13:52| Comment(1) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

挫折しました(・∀・;)

本題に入る前に。

駒大苫小牧 連覇おめでと〜♪

同じ道産子としては嬉しい限りですねぇ。
去年の優勝も信じられなかったけど、連覇なんて!
いやー林クン、かっこいいね。<関係ない
これで北海道の景気が良くなればいいけどねぇ(笑)


ところで1ヶ月ほどかかって読んでいた本を読むのをやめました。
「東京裁判―もう一つのニュルンベルク」っていう本。
すっごい分厚くて、半分くらい読んだんだけど一向に裁判が進まない。
訳わかんなくなってきてリタイア(つД`)。*゜。ウワァーン

そんなわけで図書館に返しに行って(延滞してごめんなさい)
友人に勧められた「落日燃ゆ」と話題の本「ゴーマニズム宣言SP靖国論」を予約。
ゴーマニズム宣言そのものすら読んだことないのに(笑)
で、予約した本が手元に届くまで何か読もうと思って
「教育が拓く未来―変わり始めた現場からの提言」という櫻井よしこさんの本にしました。

この人どこかで見たことがあるなぁとサンデープロジェクトかなんかに出てる時に思ったんだけど、「今日の出来事」のキャスターだったんですねぇ。
この人が喋ってるの見てるとなんていうか三宅さんとか宮崎さん・勝谷さんみたいに
討論がヒートアップしてくると大声を張り上げて喋るっていうタイプじゃなくて
相手の言うことを聞いてから、ハイいいですかって感じで冷静に喋るんだよね。
そしてつっこむとこはつっこむ。
討論してる相手としては絶対こっちのタイプの方がいやだろうなぁと思うわけなんですが。
そんなわけで最近興味を持った人の1人です。

そして1人の親としても、将来教育関係に携わりたい者としても
「ゆとり教育」が欠陥だらけだったとわかった今、
教育がどう動こうとしているのか気になるところなのであります。

また読み終わったら感想を書いていきます。
posted by ひとみ at 15:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

ちょっとがっかり。

お盆休みもあってどうもブログ更新が遅れ気味。

先日、8月15日。
小泉さんは靖国参拝を行いませんでした。

今選挙で躍起になっている小泉さん。
ホリエモンを出してこようと、稲田さんを出してこようとかまわんけど
靖国参拝しなかったのはこれはちょっと許せん。

まぁ以前から参拝しないような雰囲気のことは言ってたし。
靖国を選挙の争点にしたくないとか参拝反対の立場の公明党のためとかいろいろ言われてたし。
もちろん靖国には第二次世界大戦の戦死者だけじゃなく他の戦争で亡くなった人も祀っているわけで。
8月15日にこだわる必要はないと言われればそれまでだけど。

靖国参拝20万5000人 過去最高

小野田自然塾理事長の小野田寛郎さんも「小泉首相は殺されてもいいと郵政解散を行ったが、なぜ靖国参拝には命をかけないのか」と激しく批判した。


その通りだと思います。
考えれば考えるほど日本の首相は靖国に参拝すべきだと思うようになりました。

小泉さんは「心ならずも」と言うけれど、靖国に祀られている人は本当はどうだったんだろうと。
本当に「心ならずも」だったのでしょうか?
もちろんそういう人もいただろうけど。
でもやっぱり祖国の為にと散っていったんじゃないのかなって思う。
「靖国で会おう」と言って仲間と別れ
「お前が大きくなって、父に会いたいときは九段にいらっしゃい」という遺書も有名なお話です。
(九段:靖国神社のあるところ)

みな、靖国に祀られることが自分の誇りなんだと戦った人たちです。
私たち、戦後の人間が彼らのそういう考えを否定できるはずがありません。
そんな資格もありません。
小野田さんはそういう戦死した人たちの代弁者だと思う。
私たちは彼を「軍国主義」だの「右翼」だのと言えるような立場ではありません。

どうしてお国の為にと死んでいった人たちにその国の首相が手を合わせることができないんでしょう。
普通に考えておかしいよ。
広島や長崎には手を合わせられるのになぜ靖国はダメなの?何が違うの?
どうしてこれを否定する人がいるのかと疑問です。

私も三宅先生と同じく東条英機らは犯罪者ではなくても戦争責任はあると思う。
確かにもっと早く戦争をやめることはできたかもしれない。
彼らはその努力を怠っていたかもしれない。
だから彼らがいるから手を合わせたくないという気持ちならまだ理解できます。
でもそれでも他に多くの英霊が眠っていることは事実であって我々は彼らに感謝すべきだと思います。

それを選挙云々、郵政云々、公明云々、加えて中国韓国云々。
そんな理由でやめるなんてほんと幻滅。
まぁそれでもまだ他に比べてマシなのが小泉自民な訳ですが。

しかしあれだけメディアが靖国参拝ヤメロと言っている中で、今年参拝者過去最高。
わかっている人はわかっているんですね。
20万人もいたというのは本当に驚きです。
もちろんそれは遺族だけではありえない数字でしょう。
私もいつか東京に行ったら行ってみたいな(っていうと観光地みたいな言い方だけど)


余談。
今のところに引っ越して半年、初めての選挙。
一体大阪何区なんだろうと思っていたらどうやらここは民主党幹事長代理のいる区らしい。
名前聞いたことあるようなないような人なんだけど。
彼、社会党出身だけど外国人参政権には反対みたい。
そんな人も社会党にいたんだ(笑)

大阪は結構民主が強いですなぁ〜〜〜。
私の一票は無駄になるに違いない(´∀`)
それでも行くけどね。


余談その2
いつもトラバしてくださっている「神のいどころサマ」が勉強になる記事をトラバしてくださいました。

インドネシア独立戦争

インドやインドネシアは日本のおかげで独立できたと感謝しているというのはよく耳にしていましたが
こういう経緯があったのかと参考になりました。
ありがとうございます♪

【追記】
この記事にトラバをつけてくださった方がインドネシアのことを書かれていて参考になったのでリンクさせて頂きます。

インドネシア、戦後60年目の『独立』  (私の「認識台湾」サマ)


先の大戦というとどうしても日本の悪いことばかり書かれます。
私は今も戦争で道は切り開けないと思っています。
戦争を肯定するつもりは毛頭ありません。
それでもこの大戦がきっかけとなって独立・発展する国があったこと
そしてその時の日本軍の働きに感謝してる国・人がいるということ。
それはそれでひとつの真実なんだと。
日本人として誇りに思うべきではないかと思いました。
posted by ひとみ at 14:53| Comment(2) | TrackBack(7) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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