2006年01月06日

「間違いでした」では済まされない

12月30日のニュース

拉致実行犯2人を特定 蓮池、地村両氏が証言 (共同通信)

北朝鮮による蓮池薫さん(48)夫妻と地村保志さん(50)夫妻の拉致事件で、警察当局は30日までに、拉致の実行犯として北朝鮮工作員2人を特定、国外移送目的略取容疑で捜査を始めた。2人は元工作員の辛光洙(シンガンス)容疑者と「朴」と呼ばれる工作員で、蓮池さんと地村さんが新潟、福井両県警の事情聴取に証言した。

そして今日のニュース

<北朝鮮拉致>横田めぐみさん、辛容疑者が「自分が拉致」 (毎日新聞)

拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明時13歳)について、曽我ひとみさん(46)が、北朝鮮元工作員、辛光洙(シンガンス)容疑者(76)=旅券法違反容疑で国際手配=から「めぐみさんは自分が拉致した」と直接聞いていたことが分かった。地村保志さん(50)も自分たちの拉致の実行グループを指揮していた人物として辛容疑者の名前を挙げており、警視庁や新潟、福井両県警は、辛容疑者が複数の拉致事件にかかわったとみて国外移送目的略取容疑で捜査している。
 曽我さんが警察当局の事情聴取などに話した。曽我さんのこれまでの話によると、曽我さんは78年8月に拉致されて北朝鮮に連れてこられた後、一時、77年11月に拉致されためぐみさんと同じ招待所にいた。その際、「辛容疑者から朝鮮語や思想などを学んだ」と話していたことが明らかになっている。新たな証言では、曽我さんが1人になった際に辛容疑者から「めぐみさんは自分が拉致した」と聞いたと証言したという。
 辛容疑者については、地村さん夫妻が78年7月、福井県小浜市の展望台で4人組の男に拉致された際、地村さんが「実行グループを指揮していたのは辛容疑者だった」と話していることが最近明らかになっている。
 辛容疑者は85年に韓国でスパイ容疑で身柄拘束され、死刑判決を受けたが、恩赦を受けて00年に北朝鮮に帰国した。80年6月、宮崎市内の海岸で大阪市の調理師、原敕晁(ただあき)さん(行方不明時43歳)を拉致したとされ、原さんになりすまして偽造旅券を使った容疑で国際手配されている。



私が辛光洙を知ったのはここに書いてある原さんの事件の話の時だったと思います。
でも実際はどうやら原さんに限らず多くの日本人を拉致した実行犯(工作員)だったようです。

しかし私が言いたいのは彼がどうということではありません。
もちろん拉致をするよう指示した人間も実行した人間も許せるものではありません。
でもそれはまだ他国がやったこと。

問題は85年にスパイ容疑で韓国で逮捕されたときに日本の政治家の中で
彼らを釈放しましょうという署名活動が起こったということです。
そしてその中には今も国会議員である人がいるのです。

資料:辛光洙(シン・グァンス)「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」

私どもは貴国における最近の民主化の発展、とりわけ相当数の政治犯が自由を享受できるようになりつつあることを多とし、さらに残された政治犯の釈放のために貴下が一層のイニシアチブを発揮されることを期待しています。
在日関係のすべての「政治犯」とその家族が希望に満ちた報せを受け、彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきづなとして働くことができる機会を与えて下さるよう、ここに心からお願いするものであります。

1989年

大韓民国
盧泰愚大統領貴下


日本国国会議員一同


このことはネット上でも何度も出てきている話題なので知っていましたが
今回こういった実際に拉致され、帰ってきた人から「彼に拉致された」という話が出てきて
改めて、あのとき北朝鮮に返すのではなく、きちんと逮捕しておけば・・・という気持ちが大きくなり、それと同時に政治というのは一度過ちを犯すと、絶好のタイミングを逃すとそれは10年先、20年先の政治をも狂わすことになるのだと身に染みました。

例えば新しい総理になるとやれこれがこう変わったとかあー変わったという人がいます。
今年もしょっぱなから朝日新聞がたいそうな社説を書いています。
朝日さんが気にしてらっしゃる靖国参拝による中韓との関係悪化もそうです。
「中国さんと韓国さんが怒ってらっしゃるので靖国なんかにはもう行きません」
そう小泉さんが言えば「そうですか、そうですか」と彼らは会談してくれるでしょう。
果たしてそれが10年先、20年先の日本にとってプラスになるでしょうか?

どうやらこの署名について菅直人は謝罪しているようですが。
謝って済む問題ではないのです。
韓国で逮捕された彼を日本に連れてきて喋らせれば拉致の全容が明らかになったでしょう。
そうすればもっと早くに国民も目覚めることができた。
被害者を帰せ!と言う国民が増えれば当然政府も動きます。
そしたらもっと早く、もっと多くの拉致被害者が帰ってきていたかもしれません。

政治とはそういうもんなんです。
例えば今、消費税が上がって生活が苦しくなったとか目の前にある現状も大切かもしれません。
でも政治、特に外交は積み重ねが大事なわけで、どこかで間違えても
「ハイ、このことはなしね」とはいかないわけです。

さて小泉さんは10年先、20年先、どう評価されるでしょうか。
それは彼を選んだ私たちの評価でもあります。
未来の自分たちが「なんであのときあーしたんだ!」と思わないように、私たちには今やるべきことがあるような気がします。
posted by ひとみ at 00:18| Comment(0) | TrackBack(7) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

残念といえばやっぱり残念だ

西村真悟さんが逮捕された。
週明け逮捕とわかっていたことだったので今日は特にどうこうとは思わなかったけど。
陰謀説多々あるけれど、やっぱり罪は罪。
きちんと償って欲しいし、逮捕されてもなお議員で・・・というようなことはやめて欲しい。

私はたかじん委員会を見始めてから西村さんがすごく好きだった。
こんな政治家がいるのかと思った。
でも最近は少し発言に「???」と思うところがあったりして
(というかそもそもなんで民主党?というところもあったり・・・)
そんなに好き!とか尊敬してますというほどではなかったんだけど
でもこの人の拉致問題に対する姿勢はすごいと思う。
家族会の座り込みにも参加していたし、たかじん委員会では必ず拉致に関して言及しているし。
今拉致問題のことを飾りのように、言っておけば評価が上がる的な感じで
言及してるように見えてしまう人が多くいる中、これだけ家族会からも信頼を得ているのは、やはりこれまでの西村さんの活動がホンモノだったからなんだと思う。

とにかく危惧するところは拉致問題。
拉致議連の会長である平沼さんは自民党を離党、幹事長逮捕ではどうしてもマイナスになりかねない。

西村信者は多くいるようでショックを隠せない人は多いようだ。
そういう人も含め、家族会や西村さんが努力があって大きく取り上げられるようになった拉致問題。
ここまで国民の意識の中に根付いたんだからあとはちゃんとやれ!政府!
麻生さんには頑張ってもらいたい!
外相になっても言いたい放題の麻生さんに期待したいッス!

しかし今日のTVタックルを見ていると(結局見た・笑)
外務省ってなんなんでしょうね。
ムネオブーム(?)の頃は「北海道の恥だ!消えてしまえ!」と思っていたけど
外務省との戦いをみているとちょっと応援したくなる。
今までも外務省に関する暴露本なんて出たりしたけど結局変わった感じがしないし。
確かに三宅先生のいうように政治には汚い部分があって公に出来ない部分がある。
だから機密費というのが多くかかる。
それを認めるかどうかはやっぱり国民と外務省(政府の外交)との間の信頼関係で。
外務省や政府が国益を守るためにやってくれていると多い少ないの価値観も変わるわけで。
田中真紀子の時に外務省vs外務大臣みたいな構図になっていたりもしたけど
もうそういうアホなことはやめてエリート集団だからこそのできることをしてほしいんだけど。
難しいんでしょうかね。
posted by ひとみ at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月26日

3日間の座り込み本当にお疲れさまでした

何もしていない私が「お疲れさま」という言葉を使うのはものすごくためらうのですが。
いくつか参加された方々のブログを拝見させていただきました。
この3日間は本当に暑かったし、3日連続の真夏日という報道もありました。
そのような中、4〜5時間にも及ぶ座り込みは本当に辛かったことと思います。

ブログを読ませて頂いた限りでは民主党の西村真吾さん1人だけが
最初から最後まで座り込みされたようですね。
岡田代表が激励!なんてニュースもありましたが
あの場で声をかけるだけならただの都議選のPRとしか思えません。
少しでも一緒に座り込みをするならまだしも・・・。
岡田代表は拉致被害者が帰国し(当時は一時帰国という名目でしたが)
彼らが「帰らない」と決断した時、「北に返せ」と言った人です。
もしその発言を間違いだったと思っているのなら、声をかける程度ではなく
一緒に座り込むなり、国会で経済制裁を求めるなりして欲しいものです。
まぁ彼がそんなすごい人やったら、とっくに首相になってそうですね(笑)
なんで民主党にいるんだ、西村さんよ。。。

私は大阪にいて何もできず申し訳ないなぁと思っていたら
今日最寄り駅で大阪ブルーリボンの会の方たちが署名活動をしていました。
一度は素通りしたのですが(ごめんなさい)旦那に言って戻り
「署名させてください」と署名させて頂きました。
その時頂いたビラによると10月に支援集会が近くであるようです。
子連れで大丈夫かしら?という心配もあるのですが行ってみたいと思います。

一国民ができることってホント限られてますね。
哀しいくらい非力だと思います。
でも塵も積もれば山となる精神できっと何かを動かす力になれると信じたいです。

「申し訳ない」と陳謝 座り込みに安倍氏

自民党の安倍晋三幹事長代理は26日午後、金沢市内で講演し、北朝鮮による拉致被害者家族会や支援団体が首相官邸近くで経済制裁発動を求めて座り込みを行ったことに対し「炎天下でそうしなければいけない状況に(家族らが)追い込まれていることは政治家として申し訳ない」と述べ、拉致問題の解決が遅れていることを陳謝した。
 同時に「こうすれば(拉致問題解決の)結果を出せるという正しい判断を政府とともにしていきたい」と述べ、政府側に制裁発動の働き掛けを強めていく考えを示した。


安倍さん、期待させてください。
posted by ひとみ at 23:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

拉致被害者家族会 座り込みへ

ブログ立ち上げのため、書くのが遅くなってしまいましたが。

「北に経済制裁を」官邸周辺で座り込みへ 拉致被害者家族会
http://www.sankei.co.jp/news/050605/sei070.htm

  拉致被害者家族会と支援団体「救う会」は5日、東京都内で合同会議を開き、
  安否不明の被害者救出のため、北朝鮮への経済制裁発動を求める座り込みを、
  24日から3日間、首相官邸周辺で行うことを決めた。

  細田博之官房長官が昨年12月、「北朝鮮が誠意ある対応をしなければ、
  厳しく対応せざるを得ない」と表明したが、半年たつのに進展が見られないとして、
  政府に経済制裁の決断を迫る狙い。

  横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父で家族会代表の横田滋さん(72)は
  「座り込みや経済制裁はわれわれの本意ではないが、
  このまま何もしなければ問題がうやむやに終わってしまう恐れがある」と語った。


偽遺骨事件からもう半年になるんですね。
正直もうそんなに経ったのかという気持ちでいっぱいです。
あの頃は北朝鮮・経済制裁の話ばかりだった報道も反日デモ・脱線事故と
そっちの気をとられ、ほとんど報道されなくなりました。

私が政治に興味を持ち始めたきっかけは拉致問題でした。
5人の被害者が帰ってこられた時に初めてというか改めて
こんなひどいことが起こっていたんだという気持ちになりました。

私にはもうすぐ2歳になる娘がいます。
もしこの子が突然姿を消したら、私は普通ではいられないと思います。
子供にとって親は全てではないでしょうが、親にとって子供は全てです。
それを奪われる苦しみは何事にも変えがたいことだと思います。
そして自分の子が飛行機でわずか2〜3時間の場所にあるとわかっても
未だ会える機会を与えてもらえないつらさ。

横田滋さんも「座り込みは本意ではない」と言っているように
できるならこんなことはしたくないのだと思います。
でも彼らの強い願いは政府にも国民にもこの拉致問題という大きな事件を
忘れて欲しくない、風化して欲しくないということなんだと。
横田さんが全国各地講演でまわっているなか、
「私たちに何かできることはありませんか?」と聞かれた時に
いつも「忘れないでください」と答えているといつだったかテレビで見たことがあります。
「興味関心を持ち続けてください」と。

よく何か事件が起こってその時は熱狂的に報じられて
でも犯人が捕まり、裁判が終わる頃には「そんな事件あったっけ?」状態になっている事って
割とよくあることだと思うんですが
その当事者達の中ではそれは裁判が終わるまで、終わっても続く長い戦いなんですよね。

あの日、遺骨が本物ではないとわかったとき
横田さんの弟さんが「今日は日本国民が怒っていい日だと思います」と言っていました。
私たちはその怒りを持ち続けていなくてはいけないと思います。
彼らの強い願いを一緒になって願っていくべきだと思います。

横田さん夫妻も有本さん夫妻も失礼ですがもう普通のおじいちゃん・おばあちゃんです。
3日間に及ぶ座り込み、お体が心配です。
共に座り込みをすることはできませんが、私自身も政府の対応を見つめ続けて行きたいと思います。
posted by ひとみ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(4) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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