2005年10月30日

国売りたもうことなかれ

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国売りたもうことなかれ 論戦2005
櫻井 よしこ 著


私は結構小泉さんをかっている。
私が政治に興味を持ち始めた時にはすでに小泉政権だったので、その前までが具体的にどんな風だったかは詳しくはわからないが、なんとなく今までの首相よりもいいことやってるなとは思っている。
靖国参拝にしてもそうだし、まぁこれは時の運だと言う人もいるけれど今まで帰ってくることができなかった拉致被害者を日本に連れ戻すことができたこともそうだ。

しかしこの本を読んで、小泉政権の問題の多さを認識した。
もちろん今までも小泉政権は100%OKと思っていた訳ではないが、改めてあぁまだまだこれだけの問題点があるんだなと思った。
確実に今日本は今までのへこへこしていた外交をやめ、自分たちの意見を強く言おうという動きに変わってきていると思う。
(まぁこれを人によっては「右傾化」というんだろうが)
しかしまだまだ主張できていないことがたくさんある。
中国に対しては油田の開発や尖閣諸島、韓国に対しての竹島問題、北朝鮮への拉致問題(経済制裁)など。
もっともっと強く日本の主張を通さなくてはならないものはたくさんあるなぁと思った。

本書は「週刊ダイヤモンド」や「週刊新潮」に書いた記事をまとめたものなので、割と読みやすくわかりやすいのでオススメしたい。
書かれている内容としては先に書いた対外政策や台湾のこと、小泉政権の問題、教育制度や原発。
特に原発に関しては全く無知だったので勉強になった。
あと中国のチベットへの侵攻のひどさも聞いてはいたが、改めてこんなにひどいもんなのかと驚いた。

最後にこれは有名なニュースなのかもしれないけど、私は知らなくて結構驚いたので引用しておきます。

韓国の新聞「中央日報」の2004年9月の世論調査によると、韓国人のいちばん嫌いな国は日本で41%、次が米国で24.2%だった。興味深いことに、最も見習わなければならない国も、これまた日本で32.8%。米国の14.2%、中国の9.7%を大きく上回っている。さらにおもしろいのは、最も警戒しなければならない国は中国で44.3%、米国28.8%、そして日本は14.8%となっている。

見習うべきことは多く、韓国への脅威になる可能性が最も低い日本は、安心な国ではあるけれど、なぜかその日本がいちばん嫌い、という対日観が見えてくる。冷静に考えれば異なる結果が出るかもしれないけど、日本に対しては冷静になれないでいるのが、韓国人の現状である。


私は正直今まで韓国人はやみくもに日本が嫌いなんだと思っていた。
もちろん原因は反日教育。
確かにこの結果としても日本が一番嫌いとなっているので嫌いは嫌いなんだろうけど、見習うべきだと認めていることや、脅威にならないと思っていることは驚きだった。
普通に嫌いな国を見習いたいと思うか?という疑問はこの反日感情においては通用しないと思っているのでそこはあまり気にならないのだが、素直に「見習わなければならない」ことを認めていることに驚いた。

意外と今の韓国人は冷静なのかもしれない。
靖国や竹島のことになると国旗を破ったり、燃やしたりと忙しい方達がいるし、少なからず他の人たちも良い気分ではないだろうけど、なんかずいぶん冷静になってるのかな〜って思った。

韓国政府の「反日」は国をまとめるための手段であるというのはよく知られていると思うけど、近々それで韓国をまとめることはできなくなるのかも。
・・・・・・・希望的観測だろうか?
posted by ひとみ at 18:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ぼったくりバー
Excerpt: 悪徳リフォーム業者、当たり屋といってもいい。一度はまってしまえば、逃れられない煉獄。 なんで、未公開にしてたのにTB着いてたんだろうかなりビビッタよ
Weblog: 神のいどころ
Tracked: 2005-11-05 13:09
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