2006年01月31日

正論を言っても叩かれる

辞任させられないだけまだマシでしょうか。

「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相 (読売新聞)

麻生外相は28日、名古屋市で開かれた公明党議員の会合で、靖国神社参拝について「英霊は天皇陛下のために万歳と言ったのであり、首相万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と述べ、天皇陛下の靖国神社参拝を実現することが望ましいとの考えを示した。

 そのうえで、「参拝できなくなったのは、(三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに伴う)公人、私人の話だ。解決の答えはいくつか出てくる」と語った。

 首相の参拝に関しては、「外国から言われて決めるのは絶対通ることではない」とし、「靖国問題が終わったら、日中間の問題がすべて解決するわけではない。隣の国なのだから、ある程度緊張感を持ってやっていく以外に方法はない」と述べた。

このニュースを読んだとき「よくぞ言ってくれた!」と思ったのは私だけではないはず。
これこそ正論。
しかも公明党議員の会合でっていうところがウケる。
公明党は靖国参拝反対派ですから。

さすが麻生さん!

と思ったんですが、早速今日朝日が社説で叩いております。

麻生発言 天皇を持ち出す危うさ

外務大臣は日本外交の責任者である。だが、靖国神社をめぐる麻生外相の最近の発言は、その責任と重みをわきまえているのか、疑問を抱かせる。

 先週末、公明党参院議員の後援者らの会合で、小泉首相の靖国神社参拝について聞かれ、こう答えた。

 「英霊からすると天皇陛下のために万歳と言ったのであって、総理大臣万歳と言った人はゼロだ。だったら天皇の参拝なんだと思うね、それが一番」

 「(天皇の参拝が)何でできなくなったかと言えば、公人、私人の、あの話からだ。どうすれば解決するかという話にすれば、答えはいくつか出てくる」

 なにが言いたいのかよく分からないが、天皇の靖国神社参拝こそが重要であるというメッセージは伝わってくる。

 この発言は直ちに世界へ報じられた。

 「麻生外相が戦争神社への天皇参拝を求めた」(英BBC放送)。「日本外相が、天皇は靖国神社を参拝すべきだと主張した」(中国国営新華社通信)……。

 麻生氏にはそこまで言ったつもりはないのかもしれない。だが、外相が天皇の参拝の問題まで持ち出した事実は重い。

 いま、天皇による参拝の可能性が国内でも国際的にも注目を集めているわけではない。深刻な外交問題になっているのは首相の参拝であり、その収拾策こそが外相に求められている。

 首相の参拝中止を求めている中国について「たばこを吸うなと言われたら吸いたくなるのと同じ」と批判したのもいかがなものか。煙で迷惑をかけていたら、吸わないのが礼儀だろう。

 問題をさらに広げるかのような発言は不見識のそしりを免れない。どこか言葉のうえで、もてあそんでいるような風情すら感じさせる。

 事実関係からみても、麻生氏の発言には理解できない部分がある。

 昭和天皇は戦後8回靖国神社に参拝したが、75年11月を最後に参拝をやめた。戦争の指導者だったA級戦犯が78年に合祀(ごうし)された後は一度も参拝していない。

 天皇が参拝しない理由はなにか。麻生氏が「公人、私人の話」と述べたのは、75年8月に参拝した三木首相が「私的参拝」と位置づけたことを指すようだ。

 参拝支持派の一部はこのため「公的、私的の区別がない天皇は参拝できなくなった」と主張している。A級戦犯の合祀が障害なのではないと言いたいのだ。

 だが、この主張は筋が通らない。三木氏の参拝の3カ月後に天皇が最後の参拝をしたことの説明がつかないからだ。外相はどんな根拠があって天皇の真意について発言したのか、説明を求めたい。

 秋の自民党総裁選に意欲を示す麻生氏は、小泉路線の継承者という立場を打ち出そうとしているようだ。靖国神社をめぐる発言には、党内の右派の支持を集める思惑もあるのかもしれない。

 だが、外交の責任者という立場を忘れてもらっては困る。麻生氏は改めて自らの真意について丁寧に語るべきだ。

私は首相の靖国参拝賛成派なのでよくわからないのですが
靖国参拝に抵抗を感じている方は天皇陛下の靖国参拝はどう思っているのでしょう?
私は今まで何度も言ってきたけど別に首相がいくのはどっちでもいいと思うんです。
それは首相になった人の気持ちもあるから。
でも靖国に祀られている英霊たちが何を望んでいるか。
それはやはり家族が来ること以上に天皇陛下が来てくださることだと思う。
だから首相の靖国参拝がその足がかりになるなら・・・と思っているのです。
首相の靖国参拝反対派は天皇陛下が参拝なさることも反対なんでしょうか?
それも「戦争を美化する」行為だと思ってるんでしょうか?

ところでこの朝日新聞の意見はまるで天皇陛下はA級戦犯が合祀されたから
参拝なさるのをやめたとでも言いたげなんですけど。
そんなアホなことがあるでしょうか?
だってA級戦犯の合祀は国会で満場一致だったはずです。
共産党も社会党もこの事案には賛成でした。
国会がこれだけ賛成したということは当時の国民もそれを望んだということです。
それなのに合祀されたから天皇陛下が行くのをやめたとでも???

靖国問題はそもそも朝日が持ち出し、それに中韓が乗った形で火がついた問題。
朝日はその火を消さないように頑張っているんですね。

麻生さんが外務大臣になってからも変わらない主張や
強気な主張を繰り返しているので
(ほとんど報道されませんが麻生さんとマスコミのやりとりは相当おもしろいです。
かなり朝日や東京新聞には手厳しいッス)
是非次の首相は麻生さんで!という声が上がってますが
私はこの人は外務大臣でこのまま突っ走ってってほしいと思ってます。
安倍信者になりそうだった私も最近すっかり麻生ファンです♪
posted by ひとみ at 19:05| Comment(0) | TrackBack(2) | 靖国問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

世界がさばく東京裁判

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世界がさばく東京裁判
佐藤 和男 著


私は高校で日本史を専攻していたんだけれど「東京裁判」を習ったかと聞かれると、ぶっちゃけ覚えてない。
現代史は試験に出ないとか言われてた気もするんだけど、「極東軍事裁判」と言われると習ったかな〜???と思う程度だ。
でも確実にいわゆる「東京裁判史観」をもって育ったことは間違いない。
いわゆる「日本が悪い国でした。だから原爆を落とされても仕方ないのです」的考え。

私が東京裁判というものをちゃんと自分の中で認識したのはごく最近のことで
それと同時にその裁判には多くの問題があることを知った。
外国ではこの裁判とドイツでおこなわれたニュルンベルク裁判をどう評価しているのだろうか。
歴史で習う国、習わない国はあるだろうが、圧倒的に習わない国の方が多い気がする。
ただそれを知っている人の中ではあの裁判は「裁判」ではなく
「政治パフォーマンス」だったと思ってる人が多い、という感じなんだろうか?
(全くの想像)

そして実際その裁判を受ける側になった日本では
この裁判がいかにおかしなものであったかを多くの人たちは知らない(と思う)

この本は東京裁判を特に法律から見た本だった。
当時の国際法がいかなるものだったのか、極東軍事条例とは、パリ不戦条約とは。
またその後の世界にこの2つの裁判(東京裁判・ニュルンベルク裁判)はどう影響したのか。

東京裁判の何がどうおかしかったのか。
大きな点でいうと
・戦勝国が戦敗国を裁くという体制をとったこと
・事後法で裁かれたこと
 (後から出来た法律で過去のことを裁くという異例の事態だったこと)
・戦勝国の犯罪は一切問われなかったこと


また日本人が間違いやすいと思った点
・ポツダム宣言は「無条件降伏」ではないこと
・8月15日に戦争が終わったのではなく休戦協定に入っただけ
 (日本が本当に独立したのは講和条約が結ばれた昭和27年4月28日である)

とくに後者に関しての間違いは大きいと思う。
ポツダム宣言の受諾によって日本は戦争をやめる。
しかしそれはあくまで武器を使う戦いが終わっただけであって戦争状態が終わったわけではない。
その後GHQによる日本の占領が始まり、そこから講和条約発効までの7年の間
日本の書物は全てGHQが監視した、つまり東京裁判批判、GHQ批判、あるいはアメリカを含む戦勝国批判する書物は発行できなかった。
またその7年の間にアメリカはいわゆる「サヨク教育」の始まりとなる日教組の促進を含めた、「日本は原爆を落とされてもしょうがないような悪いことをした」的プロバカンダ(宣伝活動)をおこなった。

講和条約が発効された後、当然東京裁判批判の本が次々に販売されたり
戦犯で処刑された人を「公務死」として遺族に対して恩給を送るかなど審議されたりしたが
結局はそのプロバカンダに洗脳された人が増えたのだろうか
日本は「東京裁判史観」を受け入れ、「サヨク教育」によってそういう考えをもった人がどんどん増えていった。


私は今までも何度も言ってきたが今更この裁判をどうこうしようとは思わない。
今更日本が戦勝国の罪を問うなどというのは今の中国や韓国がいつまでたっても
日本に謝罪や賠償金を求めるのと同じだと思うし。
ただ「日本人として知っておくこと」は必要だと思う。
もしアメリカ人に「日本は原爆を落としてもしょうがないような悪いことをしたんだ」と言われたら、言い返すくらいの知識を持っておきたいと思っている。
(言語の問題は考えないことにして・笑)

あの戦争を日本の侵攻戦争だったと考えるか自衛だったと考えるかは人それぞれだと思う。
あの裁判を取り仕切ったマッカーサーですらわずか2年後に東京裁判は間違いだった。
アメリカがあのときの日本と同じ状況だったら戦争していたと発言した。
(まったく無責任もいいとこだ)
その考えは人それぞれだが、それを差し引いてもあの敗戦濃厚な時に原爆を落とす必要があったのか。
ソ連はあの状況の中で日ソ不可侵条約を破ってまで日本を攻め、北方領土を奪う必要があったのか。

私は日本が全て正しかったとも思っていない。
もちろん自衛戦争だった部分は大きいと思う。
この戦争は白人対カラードの戦争だったという考えにはかなりうなずけるし
なんの資源もない日本が包囲網によって資源を送るルートを断たれてしまった時
日本が選ぶ道は連合国の意志に従うか、戦うかしかなかったから。
ただ日本こそが善で、連合国こそが悪だとも思っていない。
問題はやっぱり公平に裁かれなかったこと。
これは本当に大きいと思う。

この本の最後にあって大いに共感できたのがあの裁判をもって
「アメリカの正義こそが正義」という印象を世界に与えてしまったこと
この影響は今も大きく残っていると思う。

日本には反米はほとんどいないと小林よしのり氏が言っていたのを思い出した。
いわゆるホシュと呼ばれる人たちは親米
左派とかサヨクと呼ばれる人たちは反米と言われているが
結局彼らのもつ歴史観は「東京裁判史観」であり、それを受け入れいている時点で
どんなに今のアメリカに反対したところで結局アメリカの考えを認めていることになる、と。


このところ靖国参拝などを見ていても日本はずいぶん中国や韓国にNOが言えるようになってきたと思う。
田嶋陽子氏が「歴史の時間が巻戻っている」と批判するような部分で。
でも日本が本当にNOを言わなくてはいけないのはアメリカなのだ。

もちろん当然ながらなんでもかんでもNOと言えと言ってるわけではない。
世界にとっても、日本にとっても日米安保というのは大きな役割を示していると思う。
日本が戦後、戦争をせずに来たのは決して憲法9条のおかげではない。
この本にもあったが「日本が戦争を放棄しても、戦争は日本を放棄しない」のだ。
つまり戦争というのは相手あってのこと。
こちらがどんなに拒否をしても、相手が攻めてこれば日本は戦争をしなくてはならなかった。
それをせずに来たのはやはり日米安保の存在は大きかったと思う。

ただ日米安保のためにアメリカの主張を全て受け入れることもまたダメなのだ。
日本がアメリカにもっともっときちんと意見を言えるようになったら、日本はもっと変わると思うし、そういう日本を目指すことが大事なのかもしれない。


この本、難しいっちゃー難しいけどオススメします。
読んでいるとアメリカが嫌いになります。
ルーズベルトとか最低だなとか思います。
でもそういう感情を私は否定しない。
イコール自分は反米、だとも思わない。

大事なのは未来だと思いたいから。
posted by ひとみ at 00:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

やっぱりそうなんだ

更新久しぶりですんません。
だってホリエモンとか全然興味ないしー。


反中国感情広がり 関連本出版相次ぐ/旅行30%減 (産経新聞)

「マオ・誰も知らなかった毛沢東」「マンガ中国入門・やっかいな隣人の研究」「胡錦濤の反日行動計画」「中国『反日』の虚妄」…。大阪市内の大手書店では、中国コーナーに平積みされた三十三冊のうち半分以上が、反日意識や共産党独裁体制を批判的に書いた、いわゆる“嫌中本”だ。中国経済の躍進をたたえるビジネス書などは劣勢を強いられている。

 これは昨年七月に発売されて大ヒットした「マンガ嫌韓流」以来の傾向だという。同書は日韓の歴史問題で韓国を論破する内容で「嫌韓」という言葉を定着させた。「嫌中」はいわば二匹目のドジョウだが、書店は「他国を大っぴらに批判する本はあまりなかった。『嫌韓流』以降、出版社も出しやすくなったのでは」と分析する。



私は週に2〜3回本屋さんに行きます。
私が見たい雑誌を見に行くことが多いんだけど(ミーハーのため・笑)
今では子供も「本屋さん行ってアンパンマンみるー!」と言うようになり
本屋に着くと幼児コーナーにさっさと行ってしまいます。
そこはあまり大きくない本屋さんで、うちから同じくらいの距離に
ショッピングモールの中にある大きな本屋さんもあるんだけれど
あまり開放的過ぎると子供が本屋を出てどっかに行ってしまうと心配なので
大きすぎない本屋さんでそこは2階なので勝手に出て行くこともできないし
子連れで本を買うとお菓子をくれるのでその本屋さんに行きます。

ちかくに図書館もあるので本屋さんで見た本で興味あるのを
図書館で借りるという感じで本を読んでいるわけですが。

この前ふと思ったんです。
幼児コーナーの近くに「国際情勢」コーナーがあって「中国」「韓国」とか分けられてました。
中国・韓国だけでそれぞれ20冊程度だったと思うんですけど、よくよく見ていると嫌中・嫌韓というか中国・韓国批判の本がとにかく多い。
反日の構造や中国入門・韓国人につけるクスリ等々の他にも黄文雄さんや渡部昇一さんの本がたくさんありました。

「ん〜これって本屋さんの趣味?」とか思って見てたんですけど。
実際発売されてる本もそういう本が多いってことみたいですね。

今「世界がさばく東京裁判」を読んでいますが
この本の善し悪しはそれぞれの判断だと思うんですけど
日本人として読むべき本だと思っています。

自分が今まで習ってきたことやそれが当たり前だと思っていた事が本当にそうなのかどうか、そういうことを考える機会は必要だと思います。
今までそういう風にどこかの国を否定的に見ることなどなかった人も多いと思うので、そういう意味ではいい機会なのかも。


ところでライブドア騒動の裏で北朝鮮関係に動きがあったようですね。
最近時事系のブログをあまりチェックできていなかったので、またこれからぼちぼち見てみます。
posted by ひとみ at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

これって笑うところじゃないの?

日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」 (共同通信)

【北京9日共同】中国外務省の崔天凱アジア局長は9日、北京での日中政府間協議で「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかり書いている。日本政府はもっとマスコミを指導すべきだ」と述べ、日本側に中国報道についての規制を強く求めた。
 メディアを政府の監督下に置き、報道の自由を厳しく規制している中国当局者の要求に対し、日本外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長らは「そんなことは無理」と説明したという。
 日本側によると、崔局長はまた、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題や日本国内での「中国脅威論」の高まりなども挙げ「(日中間にあるのは)日本が起こした問題ばかり。中国は常に守りに回っている」と批判した。

普通にこれみて笑ったんですけど。

政府間協議をやっていたことは知ってましたが、このニュースはウケた。
日本側の「そんなことは無理」ってウケる。
そうしか言いようないもんな。
そりゃ無理ですよ、日本は言論の自由があるんですからね。
中国とは違うわけですよ。
相手の国を理解しない典型じゃないでしょうか。

しかも日本のマスコミなんて中国よりばっかりだと思うけど。
それとも政府(小泉さん・麻生さん・安倍さんあたり)が中国を批判してることを
そのまま報道しているマスコミに不満???

>(日中間にあるのは)日本が起こした問題ばかり。

どの口が言うねん!っちゅー話で。
上海の外交員自殺事件は日本のでっちあげ?
靖国参拝は日本の首相が行くのが悪い?
ガス田開発は?
余計なお世話って感じなんでしょうか?


それで政府間協議って具体的にどんなこと話し合ってるんでしょう?<オィ


ぼやきくっくりさんのところで知ったニュース。

女系天皇、結論先送り 政府検討、5−10年猶予設定 皇室典範改正案 (北海道新聞)

なんで地方紙しか載せていないのかわかりませんが。
これが本当ならいいなと思うけど。
女系がダメとかいいとか言う前に2000年以上も続いてきたことに対してあっさり決めすぎでしょ。
しかも天皇家の家督問題でもあるのに天皇家の意見聞かないとかおかしいし。

政府関係者によると、「首相も女性天皇は念頭にあったものの、女系容認まで想定していなかった」という。首相は有識者会議の報告書について「大変意義深い」と述べながら、女系天皇に関しては「(反対論との)調整は国会で議論する」として直接的な評価は避けている。

・・・アンタ、今まで何話し合わせてたのよっつー(笑)
posted by ひとみ at 00:44| Comment(6) | TrackBack(7) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

マンガ中国入門・渡部昇一の新憂国論

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マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究
ジョージ秋山 著, 黄 文雄 監修


12月は小説にハマリ、時事関連の本を読まなかったのですが
年明け早々図書館に行ったら私が8月頃に予約したこの本が
ようやく回ってきたので早速読みました。

絵に関して言うと、嫌韓流ほどではないですけどビミョーですね(笑)
小学生が読む「伝記」なんかに出てきそうな絵。
ジョージ秋山氏って聞いたことがあるようなないような。
でも嫌韓流のように無理矢理ストーリーを作ってる感じもなく
無駄に強気な発言という感じでもなく、冷静に淡々と喋っているという感じで
読みやすさとしてはこっちのほうがいいかなぁと思います。
(もちろん内容は中国入門は中国、嫌韓流は韓国のことなので全く違います)

この本をもってして「これが本当の中国だ!」と言いたいわけではないんですが。
一つの国を知ろうとするとき、仲良くしようとするとき、
やはり相手の国のいいところだけを見るわけにはいきません。
例えば海外旅行に行くときに「この国に行きたい!」と思っても
「スリが多いから注意しなくちゃ」とかそういう知っておかなければならないことっていうのは
良いことも悪いことも含めてあると思うのです。

そういう意味では今中国は経済がとても良くて、日本を追い抜く勢いだなんて言われますが、その一方で貧富の差は激しく、識字率は低い。
水資源不足(砂漠化)によって約6億人の農民のうち2億人は失業の危機にあり
工業による汚染も進み、鳥インフルエンザやSARSでみられる党の隠蔽体質により
エイズや性病は蔓延していると言われている。
中国が国境問題で争っているのは日本との間の尖閣諸島だけではない。
中国は大陸が砂漠化しているがゆえ、海に出るしかないのだ。

また民族としての違いもある。
中国の「食人文化」にはちょっと驚いた。
もちろん激しい貧困があってのことなのだけれど・・・。

反日暴動のからくりなど知っていることもあったけど
結構うんうんと思いながらあっという間に読めた本でした。


book21.jpg
渡部昇一の新憂国論
渡部 昇一 著


2冊目に読んだのはこれ。
これは年末ダンナの実家の近くのブックオフで105円で買った本。
この本を手にするまで渡部昇一氏の名前も知りませんでしたが。

本が書かれた時期は橋本内閣の頃のようです。
その頃の私は高校生でこういった主張があったことも知らず
まぁ高校ではあまり日本史でも近現代史は習いませんが
普通に南京大虐殺だのなんだのと覚えていた気がします。
いわゆる盧溝橋事件に関しても「どちらが起こしたことかはわかっていないが
日本軍である可能性が高い」と習った気がするし。

内容としては最近書かれた時事関連の本と似ていましたが
こんな前からこういうことを言ってた人はいたんだなぁと。
小泉さんのコの字もでませんが、この時代の状況が読めておもしろかったです。
posted by ひとみ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

「間違いでした」では済まされない

12月30日のニュース

拉致実行犯2人を特定 蓮池、地村両氏が証言 (共同通信)

北朝鮮による蓮池薫さん(48)夫妻と地村保志さん(50)夫妻の拉致事件で、警察当局は30日までに、拉致の実行犯として北朝鮮工作員2人を特定、国外移送目的略取容疑で捜査を始めた。2人は元工作員の辛光洙(シンガンス)容疑者と「朴」と呼ばれる工作員で、蓮池さんと地村さんが新潟、福井両県警の事情聴取に証言した。

そして今日のニュース

<北朝鮮拉致>横田めぐみさん、辛容疑者が「自分が拉致」 (毎日新聞)

拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明時13歳)について、曽我ひとみさん(46)が、北朝鮮元工作員、辛光洙(シンガンス)容疑者(76)=旅券法違反容疑で国際手配=から「めぐみさんは自分が拉致した」と直接聞いていたことが分かった。地村保志さん(50)も自分たちの拉致の実行グループを指揮していた人物として辛容疑者の名前を挙げており、警視庁や新潟、福井両県警は、辛容疑者が複数の拉致事件にかかわったとみて国外移送目的略取容疑で捜査している。
 曽我さんが警察当局の事情聴取などに話した。曽我さんのこれまでの話によると、曽我さんは78年8月に拉致されて北朝鮮に連れてこられた後、一時、77年11月に拉致されためぐみさんと同じ招待所にいた。その際、「辛容疑者から朝鮮語や思想などを学んだ」と話していたことが明らかになっている。新たな証言では、曽我さんが1人になった際に辛容疑者から「めぐみさんは自分が拉致した」と聞いたと証言したという。
 辛容疑者については、地村さん夫妻が78年7月、福井県小浜市の展望台で4人組の男に拉致された際、地村さんが「実行グループを指揮していたのは辛容疑者だった」と話していることが最近明らかになっている。
 辛容疑者は85年に韓国でスパイ容疑で身柄拘束され、死刑判決を受けたが、恩赦を受けて00年に北朝鮮に帰国した。80年6月、宮崎市内の海岸で大阪市の調理師、原敕晁(ただあき)さん(行方不明時43歳)を拉致したとされ、原さんになりすまして偽造旅券を使った容疑で国際手配されている。



私が辛光洙を知ったのはここに書いてある原さんの事件の話の時だったと思います。
でも実際はどうやら原さんに限らず多くの日本人を拉致した実行犯(工作員)だったようです。

しかし私が言いたいのは彼がどうということではありません。
もちろん拉致をするよう指示した人間も実行した人間も許せるものではありません。
でもそれはまだ他国がやったこと。

問題は85年にスパイ容疑で韓国で逮捕されたときに日本の政治家の中で
彼らを釈放しましょうという署名活動が起こったということです。
そしてその中には今も国会議員である人がいるのです。

資料:辛光洙(シン・グァンス)「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」

私どもは貴国における最近の民主化の発展、とりわけ相当数の政治犯が自由を享受できるようになりつつあることを多とし、さらに残された政治犯の釈放のために貴下が一層のイニシアチブを発揮されることを期待しています。
在日関係のすべての「政治犯」とその家族が希望に満ちた報せを受け、彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきづなとして働くことができる機会を与えて下さるよう、ここに心からお願いするものであります。

1989年

大韓民国
盧泰愚大統領貴下


日本国国会議員一同


このことはネット上でも何度も出てきている話題なので知っていましたが
今回こういった実際に拉致され、帰ってきた人から「彼に拉致された」という話が出てきて
改めて、あのとき北朝鮮に返すのではなく、きちんと逮捕しておけば・・・という気持ちが大きくなり、それと同時に政治というのは一度過ちを犯すと、絶好のタイミングを逃すとそれは10年先、20年先の政治をも狂わすことになるのだと身に染みました。

例えば新しい総理になるとやれこれがこう変わったとかあー変わったという人がいます。
今年もしょっぱなから朝日新聞がたいそうな社説を書いています。
朝日さんが気にしてらっしゃる靖国参拝による中韓との関係悪化もそうです。
「中国さんと韓国さんが怒ってらっしゃるので靖国なんかにはもう行きません」
そう小泉さんが言えば「そうですか、そうですか」と彼らは会談してくれるでしょう。
果たしてそれが10年先、20年先の日本にとってプラスになるでしょうか?

どうやらこの署名について菅直人は謝罪しているようですが。
謝って済む問題ではないのです。
韓国で逮捕された彼を日本に連れてきて喋らせれば拉致の全容が明らかになったでしょう。
そうすればもっと早くに国民も目覚めることができた。
被害者を帰せ!と言う国民が増えれば当然政府も動きます。
そしたらもっと早く、もっと多くの拉致被害者が帰ってきていたかもしれません。

政治とはそういうもんなんです。
例えば今、消費税が上がって生活が苦しくなったとか目の前にある現状も大切かもしれません。
でも政治、特に外交は積み重ねが大事なわけで、どこかで間違えても
「ハイ、このことはなしね」とはいかないわけです。

さて小泉さんは10年先、20年先、どう評価されるでしょうか。
それは彼を選んだ私たちの評価でもあります。
未来の自分たちが「なんであのときあーしたんだ!」と思わないように、私たちには今やるべきことがあるような気がします。
posted by ひとみ at 00:18| Comment(0) | TrackBack(7) | 拉致問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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