2005年09月28日

日本の問題点をずばり読み解く

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「日本の問題点」をずばり読み解く
この国をダメにするもの 良くするもの
三宅 久之 著


私はおもしろいと思えた本でした。
珍しくダンナも興味を持ったようで、今読んでいます。
(私が読んでいる本などいつもスルー。読んだのは嫌韓流だけ・笑)

ぶっちゃけ浅く広く日本の問題点を挙げているので
政治に詳しい人にとっては非常に物足りないと思いますが
なんとなく政治を勉強したいなぁと思っている人の入門書としてはいいと思います。

内容を目次から挙げてみると
小泉首相について・大増税時代・政治家の善し悪し・自衛隊派遣問題・対米政策・北朝鮮問題・靖国参拝・反日問題・少子化・ジェンダーフリー・学力低下・マスコミの利用・米軍基地、原発問題・マスコミの不祥事
と、まぁこんな感じです。

もちろん日本の問題点をただ挙げているだけではありません。
当然そこには三宅先生の意見が入ります。
私自身は割と三宅先生に近い意見だと思うので
「やっぱりそうだよね〜〜」と思いながら読んでましたが
どこが事実で、どこが意見であるかを意識しながら読むことも必要かと思います。

最近私のまわりでも政治のことをもっと知りたいと言う人がいます。
これも郵政で国民の意識を自分たちにむけさせた小泉さんの影響なのかなぁ。
郵政に限らず勉強したいって言ってる人をみかけるようになりました。
でも政治ってそれこそいろんなものがあるし、知りたいから教えてくれと言われても
私にはなんのこっちゃという感じです。
靖国参拝のことを教えてとか具体的に言ってくれればまた説明のしようもありますが。
まぁそんなわけで「少子化」だの「靖国」だのいろいろ言われているけど
一体それの何が問題になってる訳!?と思っている人にはわかりやすい本だと思います。

個人的にはやはり教育に興味があるのでジェンダーフリーの性教育とコラムにあったイギリスの歴史教育の仕方はおもしろかったです。

ジェンダーフリーの性教育も今かなり問題になってますね。
「ジェンダーフリー 性教育」で検索すると相当のサイトがヒットするかと思われます。
少し前もテレビでやっていましたがいわゆるG7の中でエイズ感染者が増えているのは日本だけです。
高校生や10代の性病も増えていると聞きます。
そういった意味では性教育は絶対に必要なものだと思います。

でもねぇ。
「コンドームでは避妊できないから低用量のピルを飲みましょう」とか
ラップの使い終わった芯を男性器に見立てるとか
そういうことじゃないでしょう。。。
今までも何度かこういったジェンダーフリー論者の性教育の話をまとめたサイトを見たことがありますが、将来、ウチの子供がこんな教育を受けて帰ってきたらどうしようかと思うと気が気じゃないですよ。
引越や転校も考えてしまうと思います、ハイ。

10代の学生に教える性教育っていうのはこうだっていうのは難しいけど
もちろん体の仕組みを教えることも必要。
ただ大事なことは性交渉をするというのはいろんなリスクを背負うということ。
だからこそ本当に愛する人とお互いに責任が持てるようになってからしましょうとか
そういうもっとメンタルなことをやるべきだと思う。

この話の中では田嶋陽子氏のコメントが引用されていますが、この人の考えってなんでこうワンパタなんだろう。
私のまわりにはたくさんの専業主婦がいるけど、ほとんどの人は家族の為に家で働く自分に誇りを持っていると思いますよ。
すくなくとも男や子供の奴隷だと思っている人はいるのか?って感じです。
もちろん時にそう感じるときもありますが、それは仕事をしていても同じだと思うし。
いいことばかりではありませんが、田嶋氏の言うような悪いことばかりでは決してないと言いたいですなぁ。

もうひとつはイギリスの歴史教育。
簡単に言うとイギリスでは義務教育の間、負の歴史(植民地支配の実態や阿片戦争など)は教えません。
いかにイギリスという国は立派であったかを教えます。

子どもの頃の教育は、自分の祖国に誇りや自信を持たせるように教えるのは当たり前です。高校や大学に行けば、黙っていても負の側面を知るようになるでしょう。それが教育というものであって、日本のように子どもの頃から、「この国は悪い国だ」と教え込むのはどうかと思います。


義務教育の時間は本当に限られています。
その間に何を教えるのか、それはとても難しい問題です。
でも私は一概に正の歴史、負の歴史とは言えないにしても、負の部分よりは多く正の部分に時間を費やして欲しいと思う。
そうすると当然隣国からは今以上の批判が集まるでしょう。
でもそれに屈してはいけません。
どこの国にとっても愛国心を育てる教育は必要なわけですから
他の国にとっては不満があるのは当然です。
アメリカの学校では原爆を教えないとか、中国では天安門事件はスルーだとか
本当かどうかは知りませんがそういうことは多々あると聞きます。
それはその国にとって負の歴史だから。
(中国の場合は中国共産党にとって負の歴史というべきか)
決して「負の歴史を教える必要はない」といいたいのではありません。
限られた時間の中での優先順位を考えてほしいということです。

戦後60年がたってやっと日本人が日本について意見を言えるようになってきた
そんな感じがします。
今こそ日本は変わるべきだなと思いました。
posted by ひとみ at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私もリベラル

日々読ませてもらっているブログや日記サイトで取り上げられていたので私もやってみました。
いわゆる「左派ー右派」を見分ける簡単な政治クイズです。

World's Smallest Political Quiz ←英語ができるかたは直接こちらから
政治クイズ Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜 ←できないかたはこちらの訳を参考に

(以下は自分でやってから読むといいかと思われます)












で、私の結果は。

draw-1.png

でした。

ちなみに私が答えたのは

Personal Issues →AAADA
Economic Issues →AMDDM


日本人として考えたら私なんて典型的な右派だと思うんだけど(笑)
結果はリベラル。

Left (Liberal)「左派(リベラル派)」は・・・

通常個人的なことに関しては選択の自由を好みますが、経済的なことについては政府の強固なコントロールを支持する傾向があります。通常彼らは恵まれない人々を助けるために政府の出資による「セーフティ・ネット」を支持し、ビジネスを厳格に規制することを好みます。リベラルは環境保護法制を好み、市民の自由と表現の自由を大切にし、平等の促進と多様なライフスタイルを守るための政府の活動を支持する傾向があります。


なんだそうです。

確かに当てはまってる気がする。
まぁ右派の解説を読んでもあてはまってる気がするんだけど(笑)
一種占いのようだ。

でも結局右か左かっていうのは軸がずれればずれるわけで。
例えば今の日本を右翼化しているといういわゆる特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)の軸
(これに関して言えば自国の軸と他国を見る軸がそもそも全くずれていると思うが・笑)
日本人の軸、アメリカ人の軸。
それぞれの位置が違うから自分がどっちに当てはまるかも変わってくる。

それって「大きいりんご」みたいなもんで、基準のりんごが大きいか小さいかで
自分の持ってるりんごが大きいか小さいか変わるのと一緒よね。

以後、自分がどっち寄りかということはあまり気にしないことにする<気にしてたのか?
posted by ひとみ at 12:56| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月26日

まず第一歩は報道が公平だと思わないこと

昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」はNHKと朝日新聞の体質についてがメインでした。
詳しいことはこちら(ぼやきくっくりサマ)が参考になります。

さまざまな意見の中がありましたが、その中で橋下弁護士が
「週刊誌は嘘、新聞は立派という考えがもはや古い」というようなことを言ってました。
新聞社も所詮企業だと。

確かに朝日新聞を見ていると、これを「一般紙」と言っていいのか疑いたくなります。
どこぞの「聖○新聞」とかと変わらなさそう(笑)

ただ今でもやっぱり朝日といえば読売、産経などに並ぶ立派な一般紙という認識が
まだまだ強く残ってますから。
朝日に染まっていく人がいるのは怖いことですね。

最近朝日新聞を見ていて思うのが投稿欄「声」の質の悪さ。
社説や記事そのものはまぁまだ前ほどひどくないですが、「声」は選挙後自民が勝ってからひどすぎます。

今日の「声」を一つとりあげてみます。

わかった上で投票したよね (ネット上ソースなし)
広島市 51歳 病院職員(女性)

「選挙結果に驚いて今更不平を言うのはもう遅い」というご投稿に、自虐的な意味も込めて賛成!
きっとみんな自分の意思で投票したはず。その結果、郵便料金が上がっても、税金がっぽり取られても、年金が減っても、徴兵制が敷かれ、かわいい子供が兵隊にとられてもいいんですよね。
すごい!私の見渡す範囲で、これに耐えることのできる人、そんなにいないと思うんですけど?
こんなはずじゃなかったと後で言われても困るんです。しっかり責任とって、自ら痛みを感じて下さい。できましたら、現体制に賛成投票した人から順に痛みを与えて欲しいな。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51歳が書く文章か!?

「その結果、郵便料金が上がっても、税金がっぽり取られても、年金が減っても、徴兵制が敷かれ、かわいい子供が兵隊にとられてもいいんですよね。」
この極端な発想はともかくとしても
「できましたら、現体制に賛成投票した人から順に痛みを与えて欲しいな。」って。
小学生の意見じゃあるまいし。

最近朝日は捏造報道でバッシングを受けてることもあってか
こういう投稿欄なら「読者の意見ですから」で済ませられるしと思ってんのかわかんないけど選挙後毎日毎日こんな意見ばっかりですよ。
結構新聞の投稿欄って好きなのになぁ。
まぁある意味楽しみではあるけど(笑)

同じ今日の天声人語はこれ

まさか。そう思って、2度、3度と検算してみた。やはり正しい。うーむ。考え込んでしまう。先日あった総選挙での300小選挙区の票数のことである。

 自民、公明両党の候補者の得票数を合計すると、ざっと3350万票だった。一方の民主、共産、社民、複数の新党や無所属を全部合わせると3450万票を超えている。なんと、100万票も与党より多いではないか。

 小泉首相は断言していた。「郵政民営化の是非を問う選挙だ」。そして、法案に反対した自民党議員の選挙区に「刺客」を送った。「民営化反対だけの候補者になったら有権者も困る。賛成の自民、公明どちらかの候補者を出さないと選択できない」という理屈だった。

 まるで、小選挙区で民営化への白黒をつける国民投票を仕掛けたように見えた。ならば、この票数では民営化は否決されたことにな りはしないか。反論はあろう。無所属の中には民営化賛成もいたとか、比例区の得票数なら与党の方が多いとか。

 でも与党の議席占有率ほど、民営化の民意が強くないのは確かだ。小選挙区制は死票が多いぶん、民意のわずかな違いが大きな議席の差を生み、政治を一気に動かしていく。12年前、カナダで約150あった与党の議席が2に激減した例もある。

 とはいえ、民意を一方向に束ねたような今回の結果には改めて驚いた。きょう、小泉首相は所信表明演説で郵政民営化を熱く語るはずだ。そのとき、小選挙区への投票者の過半数が、必ずしも民営化に賛成ではなかったという事実は、頭の片隅にあるのだろうか。


いい加減、受験で「天声人語」使うのはやめた方がいいと思うよ。
って最近も使ってるのかな?

だったらはっきり言っちゃえばいいのに「自民が嫌いです」って。
中途半端に時々民主を叩いてみたり、小泉さん誉めてみたり、公平っぽく見せなくてもいいのに。

まず読者が賢くなるべきですね。

あぁちなみに「たかじん〜」は関東に進出する気は全くないんだそうで。
一度全国進出、ゴールデンタイムの話があったんだけどたかじんが断ったと言ってました。
あの番組の特に宮崎さんの暴露はすごいものがあるので(笑)
彼も「たかじんさんについていきます!」って言ってた。
多くの人に見てもらいたい気持ちはありますが、地方番組だからこそ言える事があるんだしね。
ちなみに熊本では視聴率20%を越えたそうです。
日曜の昼間に。
関西より先に熊本だったことにたかじんはちょっと不満そうでした。
関西のノリな番組だと思ってたけど九州でもウケてるんですね。

それから関西では1週遅れ、「爆笑問題のススメ」も昨日偶然みました。

「神のいどころ」サマでみていたので子供が寝付くまでみてただけですけど。

私、昔爆笑問題が漫才をやってた頃すっごい好きだったんですよ。
超おもしろかったし。
でも看板番組が増えて、ただの司会進行、太田さんは邪魔するだけになると全然つまんない。
挙げ句、「拉致問題を片づける前に国交正常化」にウンウン頷かれては・・・。
私の好きな真鍋かをり嬢を洗脳しないでおくれ(笑)

以前インリンの記事も書いたことがあるけど、インリンにしろ爆笑問題にしろ
やっぱり何も知らずにただ彼らのファンだっていう人多いと思うんですよ。
そういう人が安易に彼らの意見に傾向してしまうのが一番怖いですね。
だって好きな人の発言ってやっぱり贔屓目になるし。

な〜んかすっかり太田さんを見る目が変わっちゃった。
昔はほ〜んとおもしろくて好きだったのになぁ〜。
posted by ひとみ at 14:37| Comment(12) | TrackBack(0) | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月24日

満州国は日本の植民地ではなかった

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満州国は日本の植民地ではなかった
黄 文雄 著


図書館にあった新刊です。
予約している本がなかなか届かず、その間を埋めるつもりで読み始めました。
どうやら一番最初に借りた人みたい(*´∀`)

まぁ内容はタイトル通りです。
・満州は日本の支援によって独立するまでほとんど無法地帯であったこと。
・日本の敗戦まで満州が中国の一部だったことは歴史上一度もないこと。
 (中国の歴史観の歪曲)
・台湾や朝鮮半島同様、日本の支援によって近代化し、安全な地になったこと。
などなど。

私はもう6年以上前ですが、中国に行ったことがあります。
大学で第二外国語として中国語を習っていたので、せっかくだし行ってみようかと思いました。
北京・西安・上海を2週間かけてめぐりましたがその時に日中戦争のきっかけとなった盧溝橋に足を運び、隣にあった抗日記念館にも行きました。
盧溝橋は北京の中心地からタクシーでも20分程度しか離れていませんが、とても古びたというか、本当に田舎でした。
そんなところをなぜ日本人の観光客が歩いているんだって感じで見られていたような気がします。
「意外と観光客のこないところなんだなぁ〜」と思いながら歩いて、記念館に入りました。
印象深かったことは北京の観光地、紫禁城などは全て中国語と英語で説明文が書かれているのに対し、抗日記念館は中国語と日本語(英語もあったかな?)で説明があったことでした。
また「満州国」という表記はなく、全て「偽満州国」でした。
当時はネットもしていなかったし、中国の歴史教育がいかに歪んでいるかも知らなかったし、単純に日本は中国に侵略戦争をしかけたと思っていたので
申し訳ないなぁという気持ちで出てきたことを覚えています。

ただ今思うのは、戦争を否定すること、これは人として当然のことです。
今日本が戦争を起こそうとしたら私を含め日本人のほとんどは反対するでしょう。
戦争で人は幸せにはなれないと思うし、憎しみしか生まない。
それはわかります。
でもそれと歴史認識は違うと思うのです。

私たちはなぜ日本が戦争に踏み切ったのかを知りません。
日清戦争が起きて、第一次世界大戦が起きて、日露戦争があって・・・。
原爆を落とされて、負けた。
この流れしか知りません。
その事実だけをもって「戦争反対」って言うのは簡単です。
でもそんなことは小学生でもわかること。
私たちにはもっと知らなくてはならないことがあると思うんです。

安易に「戦争をした人は悪い人」って考えるのは簡単だけど
今と60年前、100年前は状況が違います。
それは極端な話、縄文時代の人になんで電気を使わないの?っていうのと同じだと思います。
たとえ同じ近現代であっても、100年前の日本と日本をとりまく国々の状況は今と全く違います。
私たちは戦争に負けたから彼らを犯罪者扱いするのではなく
当時の日本が何を考えていたのか、何を目的としていたのかを知る必要があると思うのです。
それを少しずつ知っていっているいま、果たして彼らだけが責められるものなのだろうかと疑問に思っています。

中国や韓国の新聞なんかを見ているとやたらと「妄言」という言葉が使われています。
自国の歴史観にあわないものは全て妄言。
おそらくこの本も彼らにしてみれば妄言以外のなにものでもないでしょう。
他国の人間が勝手に、自分の国の都合のいいように歴史を歪曲するのは勝手です。
でも自国の人間がそれを鵜呑みにしてはいけないと思う。
自国民こそ、他国の人がなんと言おうときちんと自国の歴史をとらえ
日本がどんなに素晴らしい国であったか、あるいはどんな過ちを犯したのか
それをしっかり知る必要があると思うのです。
もちろんお隣の国のように自国のすばらしさにおぼれるがゆえ、客観的に歴史を見ることができなくなるのは困るけど。

少し前に「日本の歴史」という番組がありましたが、あれを見ていても思ったけど日本人ってすごいと思うんですよ。
「いいとこ取りが上手い」なと。
例えば、有名な織田信長の足軽鉄砲隊にしても、他のものが自分よりいいものを持っていたらそれを積極的に取り入れ、改良し、自分のものにしてしまう。
幕末の長州藩や薩摩藩にしても、そういう能力が抜群にあると思う。
だからこそ明治以後の急速な近代化ができたんだと思う。
外国・列強イコール悪いものではなく、相手のいいところはどんどん盗む。
それを自分のものにして発展させていく。
この能力が高いからこそ、日本のような有効な資源もろくにない島国がここまで発展したんだと思う。

近現代の歴史に限らず、歴史を知ると知れば知るほど日本人ってすごいなぁと思うんです。
それこそが歴史を勉強する本当の意義だと思うし。
こういうことを学校で学べたらいいのにねぇ。

過去の戦争の理由を私はさまざまな本で今探っています。
まだまだ理解しきれていません。
こうやって過去の過ちに理由を探すことは、言い訳することは軍国主義に繋がるのでしょうか?
過去の戦争を認めることは、未来の戦争を連れてくることになる?
私はそうは思いません。

何度も言いますが今と100年前は全く状況が違います。
少し前に読んだ「東京裁判〜もう一つのニュルンベルク〜」という本にこんな説明がありました。
当時、戦争そのものは違法ではありませんでした。
敗戦後に作られた極東国際軍事裁判所条例(極東国際軍事裁判所憲章)によって彼らは裁かれることになります。
要するに事後法、後に出来た法律でその法律前に起こったことを裁いたのです。

東京裁判(極東軍事裁判)の位置づけはこうでした。
たとえ人を殺してはならないという法律がなくても、人は倫理上人を殺すことは悪いことだと知っている。
だから人を殺すことを禁止する法律が出来る前に起こったこともその法律で裁くことができる。
逆に10時以降外出してはならないという法律があったとする。
果たしてその法律が出来る前、10時以降に外出していた人はそれを悪いことだと思っていただろうか。
当然、思っていないのでこの法律が出来る前のことを裁くことはできない、と。
要するに東京裁判にかけられた人は前者で、悪いことと知っててやったのだから
法律があろうとなかろうと罪は罪という考えでもって裁かれたのです。

このこと一つをとっても今と当時の状況が全く違うことが伺えます。
私たちはもっと過去のことを知った上で、それを知って初めて
真の「戦争反対」が言えるような気がするのです。
posted by ひとみ at 14:41| Comment(7) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

落日燃ゆ

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落日燃ゆ
城山 三郎 著


友達に勧められて読んだ本。
この本は戦後の東京裁判によって絞首刑となったA級戦犯の1人、広田弘毅について書かれた本である。
A級戦犯の中で絞首刑になった人は7人いる。

土肥原賢二 (陸軍大将)
板垣征四郎 (陸軍大将)
木村兵太郎 (陸軍大将)
松井石根  (陸軍大将)
武藤章   (陸軍大将)
東条英機  (陸軍大将・陸相・首相)
広田弘毅  (外相・首相)

7人中6人が軍人、広田弘毅1人が文官であった。

彼は決して戦争をやろうと躍起になっていたわけではなく、むしろ逆である。
満州や(今の)中国国内で次々に起こる、陸軍(特に関東軍)の暴走を外交の手でなんとか止めようと奔走した。
できるかぎり中国ともソ連とも友好的に解決することを目的とし、地道に信頼関係を築こうとしていたのである。
しかし軍隊は当時の憲法により統帥権を持っていたため、政府から独立していた。
広田は政府の力で軍隊を沈めようとしたが、状況は逆であり、軍隊の力が政府に及ぶようになってしまった。

結果、敗戦。

その後の東京裁判において、多くの裁判官や検事はこの事実を認めなかった。
政府優位のアメリカにとっては、軍隊が暴走することなど考えられなかったのだ。
ゆえに軍人以外から戦争をけしかけたとする人間が欲しかった。
その格好の相手が広田弘毅だった。
広田は自分の信条からそれを受け入れようとする。

この東京裁判にはさまざまな問題があった。
まず、資料を全て日本語から英語に翻訳しなくてはならず時間がかかったこと。
特に弁護側はひどい人員不足であった。
証人が中国人になるとさらに話は複雑にならざるを得ない。
しかも欧米は日本よりもドイツに気をとられていた為、日本の当時の状況を理解している人はほとんどいなかった。
その上、戦勝国はこの裁判の判決を急いだ。
ゆえに多くの弁護側の書類や訴えは却下され、検事の提出する証拠ばかりが受理された。

広田は暴走する軍隊の行動を糾弾せず、何の処置もとらなかった。
また広田がおこなった協和外交は欺瞞外交であったと検事側は決めつけた。

そして7人の絞首刑が決まる。
11人の判事が6人の軍人を7対4で死刑とした。
しかし唯一の文官である広田は6対5とわずか1票差であった。

この裁判の時からインドのパル判事はこの裁判そのものを批判しているし
のちにこの裁判を進めたマッカーサーですら、東京裁判は誤りだったと証言している。

当時、主権を持っていなかった日本が東京裁判を批判することなどできなかった。
しかしここ最近になって東京裁判についての討論が多く聞かれるようになった。
(「たかじんのそこまで言って委員会」でも「東京裁判は正当か?不当か?」を取り上げたことがある。
詳しい内容はこちらを参考に)

私は今更裁判をやりなおせとか、どこぞの国のように謝罪しろとかそんなことは毛頭思わないが、多くの日本人がまず東京裁判がどういったもので、どこに問題があったのか、何を目的としていたかをきちんと理解することが必要だと思う。
また靖国問題に関しても安易に「A級戦犯がいるから」という理由を言い続けるのではなく、A級戦犯となり絞首刑となった7人はどういう人間なのか。
彼らの何が罪に値するのか。なぜ彼らは死刑になったのか。
このことを知るべきだと。
少なくとも「東京裁判で裁かれた犯罪者だから」という理由はあまりに無知だとこの本を読んで思った。

彼のように「自ら計らわず」の精神が良いのか悪いのか、私にはよくわからない。
しかしこういう生き方をした人がいたこと、日本を救おうとした人がいたことを忘れてはいけないと思った。
posted by ひとみ at 14:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

選挙いろいろ

ブログの更新が遅くてすんません。。。


自民党が圧勝で終わりましたね。
まぁ自民が勝つだろうということはわかっていたけど
さすがにここまで差が開くとは・・・。

要因はいろいろあると思います。

・小泉さんの言ってることがわかりやすかった。
 (イマイチ郵政民営化がいいことなのかわからんけど何かやってくれそうな気がする)
・強いリーダーシップがあるように感じた。
 (今までの政治家より希望が持てそうだった)

そんな感じで投票した人って多いと思うんですが、最大の要因は

・対抗馬がいなかった。

に尽きる気がします。

結局「自民がいい!」「絶対自民!」って決めた人よりも
消去法で考えて「他の政党が消えちゃって自民」って人多いと思うな。

多分これだけ圧勝したことを一番怖いと思っているのは自民党じゃないかと思う。
今の選挙では人の心を読めた人が圧倒的に勝利する。
つまりもっと強い対抗馬が出てきたり、自民自身が自爆するようなことがあれば一気にこの波は引いていく。

いろいろ噂になっている(笑)TBSのメールテロップの偏りの件は
(しらない方はこちらのまとめサイトがわかりやすいです)
私も見ていておかしいなぁというか筑紫&久米コンビらしいなぁと思って(←最初から意図的に選んでると疑っていた・笑)見てましたが、批判の一つは「自民=増税」。
私は民主だったら増税にならないのか?ってそっちに結構疑問なんですが
結局選挙前もあれだけ増税増税、自民が勝ったら増税って脅してきた媒体(笑)は結構あったと思うんです。
それでも自民を選んだ。

多少の痛みよりも国が変わることを望んだということでしょうか?

選挙は未来への期待。
これからはその期待が実行されるかどうかきちんと見て行かなくてはいけませんね。

民主党の次の代表は誰でしょう?
昔の人に頼らず、新しい風を入れた方がいいと思うけどなかなかいないんですかね〜。
さらにポスト小泉は誰?
まだまだ興味は尽きませんね。

とりあえず岡田さんの目つきが怖かったので当分見なくていいのかと思うとほっとします(笑)
posted by ひとみ at 16:46| Comment(2) | TrackBack(3) | 総選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

親日派のための弁明 その2

まずは「親日派のための弁明」を先に読んでください。

先の記事ではおおまかな併合への流れを書きましたが
その2では実際に本を読んで興味を持った部分について話したいと思います。

【1】台湾と韓国を比較する

台湾と韓国の境遇は実に似ている。
日清戦争後、日本は台湾を統治下する。
日露戦争後、日本は韓国(朝鮮半島)を統治下する。
両国とも以前は中国の統治下にあった。
が、今現在の両国(台湾は国って言っていいのか?中国サマに怒られそうですが・笑)の日本への対応は大きく違っている。
韓国では反日教育が徹底されているのに対し、台湾は親日派が多いところとして知られている。

統治下において、日本が韓国と台湾への対応が違っていたのか?
その差はほとんどないように思われる。

まず日本が最初に統治下においたのが台湾だった。
しかし当時の台湾と日本の文化や生活の程度は全く違っていたし
高温多湿の気候であった上、衛生環境が劣悪だった為、さまざまな病気が蔓延していた。
最初の数年、日本は台湾に手をかけようとはしなかった。
理由は簡単で、近代化された日本とまだまだ発展途上の台湾がひとつの国になるためには、日本は多額の投資をしなくてはならなかったからだ。
しかし日本は後藤新平の手によって台湾の近代化の基礎を築いた。
その後日本は戦争に敗れ、台湾を手放したが
日本が台湾に残したこれらの基礎がその後の台湾の成長に大いに貢献している事は
今の台湾の発展状況を見る限り間違いないものと思われる。

これは韓国も全く同じ事が言える。
台湾の人々は今の台湾があるのは日本の統治を受けたことが最大の理由であるとして
(若い人たちがそこまで知っているかはわからないが)
日本に対して好意的で、多くの産業においても日本とは強い結びつきを持っている。
一方、同じように貧しい農業国から工業国への発展した韓国は
これらの事実を一切認めず、敵対した態度を崩していない。
彼らはまず日本統治下になる前に朝鮮は清国の属国であったことすら認めていない。
併合下において日本が朝鮮近代化に大きく貢献したことを
多少認めている人がいても「それは日本に頼らなくてもできた」という。
しかし当時の状況を考えれば、朝鮮が一つの独立国家として維持していくことはまず無理で、日本以外の中国やロシアの手に渡っていたら、果たして同じような状況になっていただろうか?

韓国はやたらと「植民地時代」という言葉を使うが
日本の統治と欧米のアジア諸国に対する植民地は根本的に全く違う。
植民地されたアジアの国々は力を持つことを許されなかった。
常に欧米が上でアジアが下という上下関係がはっきりとしていた。
しかし日本の統治は違う。
朝鮮人も日本人も台湾人も同じ「日本人」であり同じ憲法のもと、同じように扱われた。
日本は台湾や朝鮮を「植民地」にしたかったのではなく同じ「日本」にしたかったのだ。
だからこそ朝鮮にも台湾にも莫大な金額を投資し、近代化させたのだ。

もちろん日本が朝鮮に手を出したのは大陸進出という大きな目標のためだった。
朝鮮の併合はその足がかりであった。
そのために、たいして日本と気候も変わらず、特別何かの資源があるわけでもない
朝鮮の為に大金をつぎ込んだのだ。
しかしここには相互に利益があったことは確実である。
日本は大陸進出の足がかりに、韓国は近代化し、豊かな生活を手に入れることができた。
当時の韓国の状況を韓国の人々はもっときちんと理解すべきなのは一目瞭然である。


【2】アメリカによる反日感情

今年の終戦記念日前後、やたらとテレビで目にしたのが「原爆は実験だった」という話。
(8月8日付「たかじんのそこまで言って委員会」参照)
そして日本の自虐的な歴史観はGHQによって始まったということ。
これに加えて思うのが韓国の反日感情も原点はアメリカが作り出したものではないかということ。

つまり、敗戦後日本同様韓国もアメリカの統治下にあり
アメリカは日本がまた以前のように強い国になることを恐れていた。
そのために日本自身に自虐的な歴史観を植え付け、たとえ強くなっても
原爆を落としたアメリカを恨まないように、反米感情を植え付けない教育を進め
隣の国にそれを監視させるべく、反日感情を植え付け
日本が何かやろうとするごとに日本叩きをさせる。
こういう教育にプラス朝鮮人の熱くなると相手の話も聞かずに
絶対に自分の非を認めない性格も相成って反日感情は成長(?)したのではないかと。

こう考えれば考えるほど、憎むべきはある意味アメリカの駒になっている韓国ではなく
アメリカそのものではないかと思うんだけど。
だからといって反米感情っていうのは生まれないし、今も昔もアメリカに対する感情は変わりません。

なんとなく反日感情も同じではないかと思うんですね。
韓国の歴史学者や、日本や海外にいる韓国人はやっぱり反日感情が政府によって意図的に作られているっていうのはなんとなくわかってると思うんです。
だからこそ日本人も反韓感情を教え込まされているんだろうと思っている韓国人も少なくない。
で、そういうところには疑問を持っていても、自分が習った歴史そのものは間違っていない気がする。
多少誇張があったかもしれないが、独島は韓国領土だし、日本は韓国にひどいことをしたと。
この不思議な矛盾。
疑問を感じても全てを疑うことはしない。
これを疑い出すと自分の今までの価値観が全部崩れるから。
だから気づいても気づかなかったように、見て見ぬふりをしている人。
あるいは言論の自由がないので思っていても、違うんだってわかっていても他人には言えない人。
そういう韓国人って多いんじゃないかなぁという気がします。
まぁ想像ですけど。
今更私がアメリカを恨めないのと一緒で、反日感情も簡単には捨てられない。
結局それくらい教育って人の根幹になる部分で、ある意味恐ろしいものだということなんでしょう。


【3】他国から見た日韓関係

まぁこういろいろ言っても韓国がいきなり日本に対して好意的になるとはまず考えられない。
では他の国々はどう考えているのか考えてみたい。

以前にも話したことがあるが、小泉さんの靖国神社の参拝を公式で反対しているのは中国と韓国だけである。
アメリカやインドネシア、マレーシアなどの国々は参拝を支持し
実際に要人が日本に来たときに靖国参拝をするのも少なくない。


またこの本曰く

2001年6月、アメリカの『タイム』誌はウェブサイトをとおして「日本は過去におこなった戦争にたいして謝罪しなければならないか」という内容のアンケート調査をしたことがある。世界の回答者のうちの60パーセント以上が、そんな必要はないという答えを選択した。これは日本による大東亜戦争が、ヨーロッパ・ファシズムがおこした戦争とは性格がちがうものだという認識が国際社会に広まっていることを物語っている。このアンケート調査では、韓国人が大々的に動員をかけて「YES」をクリックする運動を展開したが、韓国人の視点が国際的な感覚とどれほどかけ離れているかを端的に示す結果となった。


過去にアジア諸国を植民地化したことのある欧米が謝罪する必要はないと答えるのは、当たり前という感じもするが、当時欧米の植民地で辛い生活を送っていたアジアの国々ですら、靖国参拝に賛成したり、謝罪する必要はないと答えていることは非常に興味深い。

さらに著書の最後にはアメリカに留学している韓国人学生の話が紹介されている。
アメリカの先生に「韓国政府は歴史を誇張している」と言われ激怒した話や
アメリカの歴史教科書の韓国に対する記述に文句をつけている話である。

結局こうして韓国が世界から孤立していくことでしか、韓国の性質が変わることはないような気がする。
それは気の遠くなるくらい先に話かもしれないが。

今までいろんな反日の本を読んできたが、日本の中で起こる反日(メディア・教育・政治家)は日本人の手で変えていく必要があるが、韓国人の反日に対しては幼子を諭すような「ハイハイ」って感じでいればいいような気がしてきた。
意見を求められれば自分の思うとおりに話をするが、相手が騒いでるだけならほっとくっていうか(笑)


ところで話は一転。
私の住む市の図書館(いくつかあるがどの図書館の本も借りることができる)の検索を見ていると「嫌韓流」は未だにないのに「マンガ中国入門」はあった。
その差別の意味がわかんないけど(笑)とりあえず予約してみた。
「ゴーマニズム宣言靖国論」もずいぶん前に予約したけど未だに連絡なし。
どっちも手にするには時間がかかりそう。
それはそれでいいことなのかもしれませんね。
とりあえず次は広田弘毅に関する小説「落日燃ゆ」を読みます。
posted by ひとみ at 02:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

親日派のための弁明

book10.jpg
親日派のための弁明
金 完燮 著 訳・荒木 和博、荒木 信子


数年前にベストセラーになった本です。
タイトルだけは知ってました。

ところで最近彼がニュースになりました。

親日作家が敗訴 9600万ウォン賠償命令 (朝鮮日報)

コピペできないのでクリックしてみてネ。
9月2日の記事です。
う〜ん、これが言論の自由のない国ってことでしょうか。

この著書の一番最後の言葉にこうありました。

韓国人の他者にたいする態度は自己中心的でストレートである。一方、日本人は他人の気持ちにまず配慮し、相手の機嫌を損ねるようなら、自分の立場が正しくても引っこめて謝る傾向がある。このような日韓のちがいが、両国の歴史認識をめぐる論争でもそのままあらわれている。その結果、まちがいのはなはだしいほうが大声で自己主張しているという。おかしな日韓関係がつくられたのである。


なるほどなと思います。
以前、私が書いた記事のコメントにも謝罪をすればするほど日韓関係は悪化していくと書かれた方がいましたが、それに通じるところがあると思いました。

藤尾氏の発言中にある「日本が韓国を善意で統治した」というのは事実である。だが、なぜ彼が日韓併合が「悪いこと」であったという前提で「よいこともした」式に論を展開したのか、私にはよくわからない。朝鮮人にとって、併合と総督府統治はおおむね広範囲な支持を受けたと考えられるからだ。


こう著者の言葉にあるように、日本の政治家がこの歴史を語るとき2つのタイプに分けられる。
1.朝鮮半島を植民地化したことを謝罪するという政治家
2.確かに悪いこともしたけれど、日韓併合は韓国にとっても良かった部分もあったという政治家
まずほとんどがこの2つのタイプだと思われる。
しかし著者は1の政治家は問題外としても、2の政治家にすら疑問を感じている。
それはつまり日韓両国が歴史で習うように「日韓併合は日本が無理矢理やったこと」という認識が違っているからである。

私自身、歴史は好きだけれどイマイチわかってないのでひとつひとつ紐解いていくことにする。
もし間違いがあればコメントで指摘してください。

日本は江戸時代の長い鎖国期間を経て、江戸末期のペリーの来航以来激動の時期を迎える。
最初は尊皇攘夷を主張するも、列強との力の違いを見せつけられ、開国。
その後、明治維新を経て、富国強兵のもと、一気に農業国から工業国へと変化を遂げる。
日本はほんの数年の間に近代化する。
が、日本のまわりのアジアの国々はほとんどが欧米の植民地であり
アジア最大だったはずの清国はイギリスに阿片戦争で負け、滅亡の危機。
その属国であった朝鮮も同じだった。
(独立国家だったのは日本とタイ(?)だけだった)
当時の朝鮮はいわゆる中世のようなもので、中央の一族が強い権限を持ち
地方の役職は金で買われ、農民などの庶民は高い税金で苦しい生活を強いられていた。
日本は大陸進出に向けて、朝鮮を日本の保護国にしようとする。
しかし日本はその強い中央政権をバックアップすることはなく庶民側についた。
日本は何度か援軍を送り、中央政権を倒す助けをしようとするが
中央政権はそのたびに清国やロシアに助けを求め、なかなか倒れなかった。
しかし、その後朝鮮で農民の反乱(甲午農民戦争)が起こると、中央は清国に援軍を求める。
先に結んだ天津条約(お互いに朝鮮に出兵するときは報告する)により日本も朝鮮に出兵。
そして日清戦争が起こる。

日本は日清戦争に勝利。
台湾や遼東半島を譲り受けるが、三国干渉により遼東半島は手放すことに。
(ここから日本の台湾統治が始まる)
その後ロシアと対立し、日露戦争が勃発。
これに勝利した日本は朝鮮の権利を正式に譲り受ける。
その後日韓議定書を締結し、韓国総督府を設置。

というのがおおまかな流れである。
(詳しくは日韓併合(wikipedia)が参考になります)

ここで重要なことは併合前の朝鮮は清国とロシアからも狙われていたということ。
清国・ロシア・日本という選択肢の中で朝鮮人の多くが日本になるのがいいと望んだこと。
これは一進会という朝鮮の政治結社が日韓併合を望んでいたということである。
この一進会というのは当時数十万人の会員数を誇っていた。
彼らの多くは農民であった。

つまり朝鮮の農民達はそれまでの苦しい生活を打破するためには
お隣の先進国(日本)の一部になることで近代化しようとしたのだ。
ちなみに韓国や北朝鮮の教科書にはこの一進会は全く習わないか
習っても「親日派のごく一部の組織」という程度である。

韓国で行われる日韓のサッカーの試合になると必ず「安重根」の旗が見られる。
彼は韓国総督府初代総監になった伊藤博文を暗殺したとして韓国では英雄として扱われているが現実は全く逆である。
伊藤博文は日韓併合に反対していた。
理由は朝鮮半島を日本のものにすることで国際的な批判をあびることと
先進国の日本と後進国の朝鮮が一つの国になるということは
日本は朝鮮半島に莫大な金額の投資をしなければならなかったからだ。
そんな彼が暗殺されたことで、日本では一気に日韓併合の支持が強まった。

併合後、日本は朝鮮半島を近代化するために莫大な資金を投じ
交通や教育・法といったあらゆる必要なものを作り、朝鮮半島は急激に近代化した。
それまで10%未満であった識字率も80%と一気に伸び
平均寿命も25歳から45歳へ、人口も2.5倍に増えた。

しかし日韓両国にとって最大の問題は日本が負けたことだ。
普通ならここで(敗戦後日本と韓国は切り離されたとはいえ)当時日本だったわけだから
同じ「敗戦国」になるはずが、韓国はこれまでの歴史をねじ曲げ
日韓併合は一方的にやられたものだとして、謝罪だの賠償だのを求め
それが戦後60年続いているというのが現状である。


と、ここまで日韓の歴史を見てきたらものすごく長くなったので(笑)
本題についてはまた次回更新します。
長い長い前置きで、今回の記事はおしまい。
posted by ひとみ at 13:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

要は選挙に行けってことで

我が家は今朝日新聞購読中。
最初の3〜4ヶ月はなんだそれとかつっこんでるのがおもしろかったけど
最近は飽きてほとんどテレビ欄と一面くらいしか見ない。
「声」(読者の投稿欄)も見るけど、かなりかなり作為的なものを感じるので
「こんなこと考えてる高校生って怖いよなぁ〜」とか思ってばっかり(笑)

そんな朝日の今日の一面がこれ↓でした。

自民優勢、過半数の勢い 与党安定多数も 本社情勢調査

まぁ最近やたらと自民よりなことを社説なんかでも書いてたし
おぉ素直に認めたのかと思ってたけど。
今日の「たかじんのそこまで言って委員会」で朝日の心理を知りました(笑)

今日の委員会はふたつのテーマに絞られてました。

・選挙と報道の関係
・星野さんはホントに巨人の監督になるのか

ちなみにこの番組は収録です。
確か金曜日くらいに収録しているはず。

司会のたかじんに「今回の選挙、どうなる?」と聞かれた宮崎哲弥さん。
「今日、今選挙をやれば自民圧勝、単独過半数」
「でもこれから1週間何があるかわからない」と勝谷さん。
「新聞はこれから一斉に『自民有利』と記事を書く。
それが一番自民党は嫌がっている」と宮崎さん。
つまり○○圧勝と言われると人間の心理として
勝ち馬に乗ろうとするタイプとこれでいいのか?と思うタイプに分かれる。
自民圧勝と言われると自民に入れようと思っていた人も
対抗勢力(民主)に入れたり、選挙そのものに行かなくなったりする。
そうすると結果はそうでもなくなる、と。
まぁそこまで考慮しても自公で過半数は絶対に行くと宮崎さんは言ってました。

「ってことは自民に勝って欲しくない新聞は自民圧勝って書くって事になる?」とたかじん。
「そうですね」と宮崎さん。
「ピー(放送禁止音)とか」とそこまで言わんでもって感じなたかじんに更に拍車をかけるように、勝谷さんが「記事の捏造・・・云々(聞き取れなかった)」と言ってたので放送禁止の意味なし!(笑)

この予言通り、今日の新聞で各紙でかでかと自民有利と。
一番圧勝っぽそうなタイトルはやっぱり朝日だった感じがします(笑)

「投票するときのその一瞬って自分が日本を変えるんだっていう気持ちになるよね」と田嶋さん。
橋下弁護士が言ってましたが、こういうちゃんとした選挙制度(独裁政治のような強制ではなく)がある国は世界の国の中の10%程度なんだそうで。
あとは軍隊が力を持って決めてたりする。
こうやって国民の意思で政治ができることを私たちは当たり前のようになっているけど、すごいことなんだって思わなくちゃいけないと。
ほんとその通りですね。

「清き一票」って言われると嘘くさいなって思うけど、やっぱり自分がもっている一票は大事な一票ですね。

ところで選挙特番って始まってすぐに出口調査の結果から、各テレビ局が予想議席を発表しますが最近はずいぶん実際の開票結果と違うことが多い。
理由は単純で、テレビ局のアンケートに警戒して嘘を言う人が多いからなんだそうな。
私はこれから選挙結果が始まろうとしているときに、もう結果がわかったようなあの予想が実につまらないと思っていたので、これからもみんなで惑わしてやろうぜ!って思うんですが<オィ
辛坊さんは正直に答えてくれって言ってました、そりゃそうか。


ちなみに後半の星野監督の話は、星野さんと仲良しのたかじんにナベツネと仲良しの三宅さん。
2人の言うことは妙に説得力がありましたとさ。
巨人ファンの私としては原さんがいいけどなぁ。
監督が違うとそんなに選手のモチベーションって変わるんでしょうか。
変わるから、監督変えるんだもんね。
プロでもそんなもんなのかとか思っちゃうんだけど。
とりあえずローズ以外の外国人選手と清原はいらないなぁ<超素人感覚
posted by ひとみ at 00:32| Comment(4) | TrackBack(2) | 総選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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